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小児科


科の特徴

「地域の子どもの健康を守る」をモットーにしている当院小児科は、外来、救急、新生児(出生直後の新生児診察と未熟児医療)、入院(肺炎や喘息、川崎病など)を治療の4本柱にしています。
小児科の対象年齢は出生直後の0歳から思春期・青年期までと幅広いです。
当科へ来院する子どもの病気は様々です。救急蘇生が必要な子どもから慢性疾患の子どもまで来ます。また感染症のような一般的な疾患から非常に稀な遺伝子異常の病気を持つ子どもまで治療しています。

対象疾患

■予定日より早く生まれた、低体重で生まれた、生まれた時に呼吸がうまくできなかったなどの新生児疾患
   周産期母子医療センターNICUで治療します。小児外科医が新生児外科疾患にも対応しています。
■歩くのが遅い、言葉が遅い、集団生活で周りの子とうまくいかないなど発達が気になる児
   行政(療育)、教育機関と協力して発達を促します。
■小児内分泌代謝、小児神経、小児血液、小児循環器、小児アレルギー、小児腎臓などの専門外来
   各小児科医のサブ・スペシャリティーを活かして診療を行います。
■呼吸器・消化器感染症などの一般小児疾患
   各診療ガイドラインに沿った治療を行います。

取り組み

■食物負荷試験
食物アレルギーの診断は、「こんな物食べて蕁麻疹が出た、口の周りが赤くなった」と言われて血液検査を受けても血液検査のみでは困難です。血液検査で陽性でも食べられる場合があり、不必要な除去を長く続けているお子さんが見受けられます。健康な食生活のためには必要最小限の食物除去と、食物アレルギーがあれば耐性獲得のために食べれる量を決めることが必要です。このためには経口食物負荷試験が不可欠です。あやしい食べ物を少量ずつ食べながら症状を観察します。当科では安全に行えるように入院していただき積極的に取り組んでいます。

診療内容

小児科外来

小児科外来は、子どもの発達を評価しながら、現在かかえている発育上の問題や病気について小児科医の立場から治療方針を提示し協議する場です。子どものあらゆる問題を一緒に考えていきます。小児科医のみの判断では解決が難しい場合、他科にコンサルトします。日本では一般的に小児科受診年齢は中学生までとなっていますが、成育医療の観点から、最近日本小児科学会は「小児科医は子ども達が成人するまで見守ります」というスローガンを掲げ、子ども達が思春期を通過し成人するまでしっかり見届けようとしています。磐田市立総合病院の小児科医もその方針に沿うように努力しています。

小児科外来は正面玄関を入って、右側一番奥にあります。

月曜日から金曜日の午前中は一般外来で、受付は8:30~11:00です。
主に3人の外来担当医が交代で診察にあたります。平日の担当医はホームページに掲載しています。一人の医師で判断が困難な場合には、他の小児科医と協力して診察、治療にあたります。
退院後の診察以外は、基本的に一般診療での予約は受けません。
外来に来られる子どものもつ病気は、一般的な感染症や流行性疾患だけでなく、喘息やアトピー性皮膚炎などのアレルギー疾患、痙攣や脳炎・髄膜炎、麻痺や失調性歩行などの神経疾患、発育や精神運動発達の問題をかかえる子ども、さらに消化器や肝臓・腎臓・血液の病気、皮膚の病気、育児上の悩みなど多岐にわたります。
午後は慢性疾患の予約外来と専門外来で、一般診療は扱っておりません。
急な熱の場合などは、まずお近くの医院で診察を受け、必要なら紹介状を書いてもらって受診してください。

専門外来を以下の通り開いています。専門外来は完全予約制です。

  1. 内分泌外来 低身長や甲状腺疾患、糖尿病などの診断と治療を行います。
  2. 心臓外来 先天性心疾患の診断を心臓エコー検査で行いその後フォローします。その他不整脈の管理、川崎病の管理などを行います。
  3. 神経外来 てんかん、発達障害などの治療を行います。
  4. 血液外来 貧血、出血性疾患、血液悪性腫瘍などの診断と治療を行います。
  5. アレルギー外来 より多くの食物負荷試験を安全に行います。
  6. 腎臓外来 慢性腎炎、尿路感染症などの診断と治療を行います。


乳児検診も予約制で行っていますが、火曜日午後は4ヶ月健診と10ヶ月健診を行い、水曜日午後は1ヶ月健診のみ行っています。
予防接種外来は木曜日午後に予約制で行っています。毎年11月からはインフルエンザの予防接種も希望者に予約制で行っています。予防接種のスケジュールの立て方がわからないとき、あるいは体調不良で延期した場合なども御相談ください。

小児科入院

当院の入院の特徴は、地域の小児科診療所と連携しながら行っていることです。従って紹介患者さんの入院に占める割合が高いです。病院3階西にある小児科病棟の病床定数は20床ですが、季節変動の激しいのが小児科の特徴です。

入院する子ども達の中で、一番多い病気は、気管支喘息による喘息発作と急性胃腸炎、そして急性気管支炎・肺炎です。
そして冬にはさらにインフルエンザ合併症やRSウイルスによる急性細気管支炎、ロタウイルスによる急性胃腸炎など多彩なウイルスが流行し、小児科病棟は大混雑です。
もちろん入院は冬場だけではありません。脳炎・脳症や川崎病、糖尿病、ネフローゼ症候群、急性腎炎、IgA血管炎に罹った子どもや、重症疾患を持つ子どもは一年を通して入院してきます。
入院観察中に外科手術が必要になった子どもは外科に紹介しますし、高度先進医療が必要と判断した場合は、浜松医科大学付属病院やこども病院など他病院にお願いすることもあります。

少し元気になった子どもは、プレイルームで遊びます。

新生児・未熟児医療

最近の院内出生数は月60名前後、年間700名です。全ての新生児に対して当院では出生時の診察と退院時の診察を小児科医が行っています。新生児・未熟児の入院は年間180名ほどです。他院出生児で新生児管理が必要な児の受け入れもしています。

入院する子どもの主な疾患は1500gの未熟児、呼吸障害合併する児、黄疸で光線治療を必要とする新生児、低血糖を呈する未熟児や発熱の見られる感染症の新生児たちです。
当院では胎児32週以上で呼吸障害の持続期間が1週間以内と予想される子どもを入院治療の対象にしています。胎児32週未満の未熟児や重症合併症を持つことが予想される新生児は高度先進医療が行える施設(例えば総合周産期母子医療センター)に母体搬送しています。

年間700名の出生に対応して、安心してお産のできる施設として当院に周産期母子医療センターを作りました。
周産期母子医療センターには、NICU(新生児集中治療室)を6床とGCU6床をそろえ、リスクのある新生児も障害を残さず治療できる体制を整えました。また、NICUにマザーリングのための部屋を設け、ゆったりとしたお部屋で両親とともに誕生した子どもを祝福します。

救急医療

小児救急診療も地域医療の中で大きな比重を占めています。当院は、地域の小児救急医療の確保のため、0歳から15歳までの小児を24時間診療できる体制を有しています。当院では平日の夜間、土曜と日曜日の救急受診者は内科を中心とした当直日直医がまず診察し、その後患者さんの状態に応じて小児科医が呼ばれる待機体制をとっています。
また休日は病診連携時間外診療システムを取り地域開業医が第4日曜日午前10:00から12:00までの2時間小児の診察にあたっています。

緊急の救急患者さんは日勤でも担当の小児科医がすぐ対応する体制をとっています。
救急車で来院した方や他医院から紹介患者さんなどがそれに当たります。小児救急の特徴は、一見軽い症状を呈した子どもの中に重症な疾患を持つ子どもが混在することです。さらにその疾患も多彩で、かつ症状の進行が早いことです。これが小児救急を難しくしています。救急医療も含めて、地域の住民が安心して子育てできる医療環境を提供できるよう努めています。

救急医療(休日・夜間)へのご協力をお願いします

  • 救急車により搬送された患者さん、他の医療機関より紹介された患者さん、その他状況に応じて治療を必要とする患者さん(緊急の手術や入院などを要する、重症な患者さん)を優先します。
  • 平日の当院への受診は、時間内にお願いします。
    ※受付:8時15分~11時00分(初診の場合は7時45分~)/13時00分~16時00分(午後診療のある科のみ)
  • 緊急手術・入院を必要としない発熱や軽度なけがなどにつきましては、まずは磐田市急患センター(毎日19時30分~22時30分)への受診をお願いします。
    ※磐田市急患センター(上大之郷51番地・電話0538-32-5267)診療科目:内科・小児科・外科(外科は日曜日・祝日・年末年始のみ)

診療統計

入院患者数の内訳

呼吸器
2017年度2018年度2019年度
急性気管支炎・細気管支炎904683
  うち人工呼吸器管理症例120
肺炎566083
  うち人工呼吸器管理症例109
気管支喘息発作314828
合計218190221

消化器・肝
2017年度2018年度2019年度
合計488430

腎・尿路系疾患
2017年度2018年度2019年度
合計162520

神経系疾患
2017年度2018年度2019年度
合計515470

血液・腫瘍性疾患
2017年度2018年度2019年度
合計212

その他の感染症
2017年度2018年度2019年度
生後3ヶ月未満の発熱232413
蜂巣識炎544
頸部リンパ節炎・深頚部膿瘍752
合計675843

免疫・アレルギー性疾患
2017年度2018年度2019年度
川崎病212630
食物アレルギー負荷試験202845
アナフィラキシー619
lgA血管炎621
合計535785

内分泌・代謝性疾患
2017年度2018年度2019年度
合計191916

心疾患
2017年度2018年度2019年度
先天性心疾患532
合計532

事故・外傷等
2017年度2018年度2019年度
異物誤飲435
合計435

心身症・精神疾患
2017年度2018年度2019年度
合計410

新生児
2017年度2018年度2019年度
早産・低出生体重児
(合併症なし)
1119694
  うち極低出生体重児154
呼吸障害(RDS・MAS・TTN)344340
ジストレス・低酸素性脳症1325
  上記2項目で呼吸器管理症例313530
合計216188181

入院数合計
2017年度2018年度2019年度
856829783

スタッフ紹介

常勤医

名前職名出身校取得年専門領域資格
遠藤 彰副病院長
兼小児科部長
浜松医大昭和59年小児内分泌代謝疾患日本小児科学会 専門医・臨床研修指導医
日本小児科学会 専門医指導医
日本内分泌学会 内分泌代謝科専門医・指導医
浜松医科大学臨床教授
日本医療メディエーター協会認定医療メディエーターB
白井 眞美第1医療部副部長
兼小児科部長
兼周産期母子医療センター
副センター長
佐賀医大昭和62年新生児、リハビリ日本小児科学会 専門医・臨床研修指導医
日本小児科学会 専門医指導医
日本周産期・新生児医学会 暫定代表指導医
新生児蘇生法 専門コースインストラクター
平野 恵子科長東北大平成11年小児神経日本小児科学会 専門医・臨床研修指導医
日本小児科学会 専門医指導医
日本小児科学会認定 指導医
日本小児神経学会 小児神経専門医
大髙 幸之助科長札幌医大平成17年小児内分泌代謝疾患日本小児科学会 専門医・臨床研修指導医
日本小児科学会 専門医指導医
日本内分泌学会内分泌代謝科専門医
医学博士
PALS(小児二次救命処置)プロバイダーコース修了
新生児蘇生法専門コースインストラクター
中村 雅博科長浜松医大平成18年小児内分泌代謝疾患日本小児科学会 専門医・臨床研修指導医
日本小児科学会 専門医指導医
谷川 渉医師浜松医大平成25年小児科一般日本小児科学会専門医
緩和ケア研修(PEACE)修了
櫻井 史紀医師浜松医大平成28年小児科一般準備中
磯部 裕介医師浜松医大平成28年小児科一般準備中
織田 海秀専修医名古屋大平成30年小児科一般-

専門医をお呼びして、小児の特殊外来を開いています。
予約制ですので、詳細については通常の外来の際に外来担当医にお尋ねになるか、外来担当の看護師などにお尋ねください。

認定施設

1. 小児科専門医研修施設