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部門

薬剤部


薬剤部の特徴
安全で安心、効果的な薬物治療を支えているのが、私たち病院薬剤師です。医師・看護師とともに、チーム医療の一員として 日夜活動しています。
入院患者さんや救命救急センターに来られる患者さんへのお薬の調剤、説明や相談、抗がん剤や高カロリー輸液などの無菌調製、医薬品の管理、医師・看護師などの医療スタッフへの薬品情報提供などを通して医療を支えております。
また、臨床研究管理室では治験、臨床研究に参加される患者さんや治験依頼者、研究実施者の管理や支援を行っております(臨床研究管理室はこちら)。

薬剤部長あいさつ

薬剤師は内服・外用・注射薬等の調剤、注射剤の無菌的な調製、院内製剤、抗がん剤のレジメン管理、医薬品の管理、医薬品情報業務、薬剤管理指導業務、実務実習指導、医療安全、治験管理業務といった多岐にわたる分野に従事し、患者さんへ質の高い安心・安全な薬物治療ができるように努めています。
感染制御、抗菌薬適正使用支援、がん化学療法、緩和、栄養サポート、周術期、褥瘡対策、認知症ケア、糖尿病教室、母親教室など多職種による「チーム医療」へも積極的に参画しています。また、地域での継続的な医療の提供のために地域との連携も図っています。
薬物療法の進歩は高度かつ複雑化しており、最新の知識や技能の取得も薬剤師にとって重要であり、そのために学会への参加や発表・認定資格の取得を奨励しています。
今、薬剤師は幅広い分野で必要とされ、さらなる活躍が期待されています。
様々な年代の薬剤師がそれぞれの意見を積極的に交わし協力しながら、患者さんからも スタッフからも信頼される魅力ある薬剤部を目指していきます。

組織

薬剤室
臨床研究管理室

スタッフ紹介

2024年4月現在
薬剤師 31名
事務職員 1名
看護師 1名
会計年度職員 6名

薬剤師の仕事

調剤業務

入院および外来患者さんの処方を調剤する部門です。
入院処方は1か月に約5,000枚、外来処方は院外処方の発行率が約94%、院内調剤は時間外の調剤を含め、1か月に約800枚の調剤を行っています。
複数の錠剤を用法ごとに包装する機械、粉薬を包装する機械、処方をコンピュータで監査するシステムなどを導入して仕事の効率化を図り過誤防止に努めています。

注射払出業務

注射薬の払出業務は、アンプルピッカー(注射薬自動払出システム)を使用しています。アンプルピッカーから注射薬と共に処方箋、ラベルがトレーに搬出されます。払い出された注射薬は薬剤師によって、投与量・投与経路・投与速度、配合変化などのチェックを行います。
アンプルピッカーの導入によって取り揃え業務の軽減や、注射の取り間違いの防止にも役立っています。

製剤業務

治療及び処置に使用される、主に市販されていない薬品の製造・調製を行っています。特定の患者さんにとって治療上必要不可欠な特殊製剤等も調製し、医療に貢献しています。

DI(医薬品情報室)

医薬品を安全かつ適正に使用するためには、個々の医薬品ごとに効能効果、用法・用量などの基本的情報の他に、副作用、他の薬との配合変化、使用上の注意等の種々の情報を把握する必要があります。
医薬品情報は日々更新、追加がなされており、情報の重要性及び緊急性を評価・判断し、院内の医療従事者・関係部署への情報提供を行っています。また、当院では重大な副作用等の緊急性があるものは速やかに院内の医療従事者に伝達し、適切な対応をとれる体制が構築されており、患者さんに安心して医薬品をご使用していただけるよう配慮しております。医薬品情報室では、迅速かつ適切に医薬品情報を提供できるように心掛けております。

病棟業務

当院では各病棟に1名の専任薬剤師を配置し、病棟業務(病棟薬剤業務・薬剤管理指導業務)を行っております。

病棟薬剤業務

主に投薬前における患者さんに対する業務や医薬品の情報・管理に関する業務のことを言います。持参薬確認や患者さんの状況の把握と医師への処方設計の提案、投薬される薬剤の相互作用、副作用モニタリング、抗がん剤などのハイリスク薬の説明を行っております

薬剤管理指導業務

患者さんが普段服用しているお薬の内容・持参されたお薬の確認・アレルギー歴の有無・服用状況を調べ、患者さんの薬歴管理や面談で得られた情報を医師・看護師などにフィードバックすることにより薬物療法の支援を行っています。また、入院中に出されたお薬の効果や副作用、服用方法などについて説明をし、安心して正確に薬を服用していただけるよう努めています。

与薬セット業務

入院中に患者さんが服用する薬を状態に応じてあずかり管理しています。
与薬セットとは「医師が指示を出し、その指示を看護師が受け取り、指示通りに薬を準備し、正しい指示と薬を患者さんに投与することによって成り立つ」業務です。当院では、病棟薬剤師と看護師が協力し医師からの指示・薬の追加や変更などの情報・セットの作業をチームで共有することによって患者さんが安心して薬物治療を受けられるようにサポートしております。

注射薬混注業務

患者さんごとに指示された注射薬を混合する注射薬混注業務を行っています。
入院中の患者さんに使用される注射薬、主に高カロリー輸液の点滴や外来治療室で使用される抗がん剤の注射薬を混合しています。
高カロリー輸液などの中心静脈から投与される注射薬は細菌によって汚染されていると、高熱をはじめとする重篤な症状が起こることがあります。そのため清潔な環境で実施する必要があり、薬剤部内に設置されたクリーン・ベンチ内における清潔な環境下で行っています。
また、「抗がん剤」は清潔な環境下で混合することに加え、作業を行う者が被曝しないように安全キャビネット内で行っています。

チーム医療への参加

医師をはじめとし、看護師、薬剤師、栄養士、臨床検査技師、言語療法士など医療スタッフがチームを組み、すべての職種がかかわってそれぞれの知識や技術を出し合い、ひとりひとりの患者さんの病気や状態をチェックし、その人に合った最善の治療の提供を行っています。当院では、外来化学療法、感染制御、栄養サポート、褥瘡対策、緩和医療、糖尿病教室、お母さん教室に薬剤師が参加しています。

「外来化学療法」

現在、がん治療の大半は外来で行われるようになりました。支持療法と呼ばれる制吐薬などの副作用対策が進歩したことや、外来でできるように治療内容が工夫されたことが大きな理由です。治療薬も従来の抗がん薬に加え、多くの薬剤が使用可能となり多様な方法で投与されています。このように治療や薬剤が進歩したのに従い、従来とは異なる副作用の対策が必要になり、ご自宅で患者さんやご家族に初期対応をして頂くことが多くなります。高い専門知識や最新知識を身につけた専任の薬剤師が化学療法室に常駐することでそのお手伝いをさせて頂いています。
患者さんのベッドサイドで直接お話を伺い、副作用の確認や治療に関する様々な疑問にお答えしています。慌ただしい外来診察時に医師に聞けなかったことやわからなかったことに対しても、薬剤師の立場から可能な範囲でお答えしています。
患者さんがご自身の病気や治療のことをきちんと理解することで、安心して治療が受けられるような環境を提供できるよう日々頑張っています。

「感染制御チーム(ICT)」「抗菌薬適正使用支援チーム(AST)」

感染制御チーム(Infection Control Team)、抗菌薬適正使用支援チーム(Antimicrobial
Stewardship Team)とは、感染管理を担当する医師・看護師・臨床検査技師・薬剤師などで構成される専門職のチームです。ICTにおいて薬剤師は、院内全体での抗菌薬使用状況や薬剤耐性微生物の把握、消毒剤の適正使用の推進などを行い、院内の感染動向の把握や感染対策を適正に管理することに貢献しています。一方、ASTの薬剤師は、院内外における抗菌薬の適正使用の推進、感染症治療支援、TDM(治療薬物モニタリング)などを行い、抗菌薬の使用を適切に管理・支援することに貢献しています。
医療薬学的知識に基づいた投与設計や医療現場で実際に感染防止に取り組んでいるICT、ASTの一員として、薬剤師の専門性を発揮しています。

「栄養サポートチーム(NST)」

NST(Nutrition Support Team)とは、患者さんの栄養状態の改善に努めることを目的に、医師、看護師、管理栄養士、薬剤師、臨床検査技師、言語聴覚士など多職種が協力して、より安全かつ有効な栄養療法を行なうための医療チームです。
当院では毎週火曜日にNSTラウンド(回診)を行い、患者さんに応じたより良い栄養療法の提案を行なっています。

「緩和ケアチーム(PCT)」

緩和ケアチーム(PCT)は患者さんやご家族の希望により、また、主治医からの相談を受けて、がんに伴う様々な苦痛症状の緩和を行っていきます。
病気によって生じる苦痛や問題は、痛みや不快な症状といった身体的な苦痛ばかりでなく、不安や落ち込みといった心の痛み、経済的な問題など人によって様々です。そのような症状や問題に複数の専門家によるチームで対応しています。薬剤師もチームの一員として、患者さんとご家族の生活の質の向上につながる方法を一緒に考えています。

「糖尿病教室」

当院では糖尿病教室を開催し、医師、薬剤師、看護師、管理栄養士など多職種が患者さんに合わせた指導を行なっています。また糖尿病治療に携わる医師を加えて定期的に会議を開き、よりよい糖尿病教育が提供できるよう努力しています。この医療チームには専門知識をもち、指導法に精通した糖尿病療養指導士の資格を有するスタッフが含まれており、糖尿病教育入院患者さんへの服薬指導だけでなく、外来患者さんへのインスリン自己注射手技指導などの活動をしています。糖尿病の薬物治療をはじめとして、糖尿病やその療養について不明な点がありましたらお気軽にご相談ください。

「母親教室」

当院では妊娠から分娩、育児のことを学んでいただく場所となるよう、「栄養編」「母乳編」「育児編」「分娩編」の全4回に分け、母親教室を開催しています。薬剤師は第2回の母乳編で「妊娠・授乳と薬」についてお対応しています。
妊娠中や授乳中でも、お母さんの健康維持のためにお薬が必要なことがあります。赤ちゃんへの害を心配しすぎてお薬を飲まずにいたり、妊娠や授乳をあきらめてしまったりすることのないよう、産科医師や助産師とともにお母さんの力になっていきたいと思っております。妊娠中・授乳中のお薬のことで不安や悩みがあったら、お気軽にご相談ください。

薬剤部発表実績(2023年度)

大会名 開催場所
第38回 日本環境感染学会総会 横浜
日本病院薬剤師会東海ブロック・日本薬学会東海支部合同学術大会2023 名古屋
第34回 静岡県病院薬剤師会学術大会 静岡
その他、出前薬学講座講師、磐田医療連携勉強会、各講演会など
〇論文
磐田市立総合病院誌 25巻1号 31-33頁 2023年
非小細胞肺癌に対する同時化学放射線療法後の〇論文
磐田市立総合病院誌 25巻1号 31-33頁 2023年
非小細胞肺癌に対する同時化学放射線療法後のデュルバルマブ投与例における臨床的検討
廣瀬和昭、後藤敏也、鈴木直哉、正木銀三
Biological and Pharmaceutical Bulletin. 42, 2062-2068 (2019)
タイトル:Impact of light shielding on photo-degradation of dacarbazine during the preparation process
著者:Masaki Tashiro1,2), Takafumi Naito1), Chikoto Yamamoto1), Shin-ya Katoh1), and Junichi Kawakami1)
Department of Hospital Pharmacy, Hamamatsu University School of Medicine
Department of Pharmacy, Iwata City Hospital

実習生の受け入れ

医療レベルの向上に対応できる薬剤師を輩出するため、薬学教育は6年制になりました。当院では積極的に薬学部5年生の実習生を受け入れて、地域医療に貢献できるような薬剤師育成にも取り組んでいます。

地域医療への貢献

市民出前健康講座で地域に出向き、お薬の話をさせていただいております。
詳細はこちらをクリック!

磐田薬薬連携勉強会

当院薬剤部と地域の薬局薬剤師が、病態や医薬品に関する知識・適正使用などを合同で勉強することにより、地域全体の薬剤師のスキルアップ向上を目的に開催しています。

資格取得一覧

2024年4月現在
認定団体 名称 人数
日本病院薬剤師会 感染制御専門薬剤師 1
感染制御認定薬剤師 2
がん薬物療法認定薬剤師 2
認定指導薬剤師 1
病院薬学認定薬剤師 8
日本医療薬学会 医療薬学専門薬剤師 1
日本臨床薬理学会 認定CRC 3
日本緩和医療薬学会 緩和薬物療法認定薬剤師 3
緩和医療暫定指導薬剤師 2
日本臨床腫瘍薬学会 外来がん治療認定薬剤師 2
薬学協会協議会 認定実務実習指導薬剤師 5
日本薬剤師研修センター 研修認定薬剤師 8
ICD制度協議会 ICD 1
日本糖尿病療養指導士認定機構 日本糖尿病療養指導士 4
日本臨床栄養代謝学会 栄養サポートチーム専門療法士 2
日本骨粗鬆症学会 骨粗鬆症マネージャー 5
日本化学療法学会 抗菌化学療法認定薬剤師 2
日本老年学会 老年薬物認定薬剤師 1
日本臨床試験学会 認定GCPパスポート 1
日本麻酔科学会 術後疼痛管理研修修了薬剤師 2
日本腎臓病薬物療法学会 腎臓病薬物療法単位履修修了薬剤師 1

認定研修施設

各分野における高度な専門性を有する薬剤師の養成を行う研修施設に認定されています。

緩和医療専門薬剤師研修施設

一定水準以上の緩和医療の診療実績・体制を有し、緩和医療を必要とする患者さんに質の高い緩和医療を実践する薬剤師を養成

がん薬物療法認定薬剤師研修施設

がん薬物療法に必要な知識・技 能・臨床経験の修得により、がん薬物療法に必要ながんに関する高度な専門性を有する薬剤師を養成

地域緩和ケアネットワーク研修施設

入院と在宅における薬物療法の“架け橋”として薬局薬剤師の緩和医療に対する理解を深める研修であり、緩和医療の知識や技術に加え、地域連携のスキルを身につけて入退院時に病院の薬剤師や多職種と連携し、継続的な薬物療法が実践できる薬局薬剤師を養成

先輩薬剤師から

●2年目薬剤師
2年目の現在は、病棟薬剤師として入院患者さんの薬剤管理や服薬指導などに携わっています。医師や看護師などの他職種とのコミュニケーションにより視野が広がることや、自分の処方提案により患者さんの状態が改善するという結果を実感できることは、病院薬剤師としてのやりがいを感じます。
また、当院には様々な専門分野の資格をもった薬剤師が多くおり、いろいろと相談できるので安心して働いています。学会や研修への参加や資格取得に関しても補助が充実しており、学習環境に恵まれているので、私も尊敬する先輩方のように認定や専門などの資格を取得し、患者さんだけでなく同職種や他職種からも頼りになる病院薬剤師になれるように頑張ります。

保険薬局の方へ

1.服薬状況提供書(トレーシングレポート)の運用

2.疑義照会

3.後発医薬品、調剤情報提供書の運用

4.保険薬局の調剤に起因する過誤への対応

5.訪問薬剤管理指導に関する運用

6.外来がん化学療法における連携に関する取り組み

製造販売後調査

製造販売後調査とは、厚生労働省に承認され、新薬として発売された薬を多くの人が使う中で、医薬品の適正使用についての情報の収集や提供を目的として行われます。
当院で、製造販売後調査のうち使用成績調査、特定使用成績調査を依頼する場合は、以下の様式をダウンロードして必要事項を記載の上、提出して下さい。

製造販売後調査実施手順、規定

契約書・書式

副作用・感染症調査

副作用・感染症詳細報告(調査票)の手順

  1. 製薬会社MRは、詳細報告依頼に対して薬剤部(DI担当者)に申し出る。
    (医師から直接報告のあった場合にも、その旨を薬剤部(DI担当者)に報告する)
  2. 製薬会社MRは、詳細報告について契約を締結する旨を医師に承諾を得る。
  3. 承諾が得られた後、当院書式(下記参照)にて契約を締結する。
  4. 契約締結後に、報告書(各製薬会社書式で可)を薬剤部(DI担当者)まで持参する。

宣伝許可申請

製薬会社が宣伝許可を希望する場合の手順

  1. 申請薬品は発売済み薬品とする。
  2. 製薬会社MRは病院書式(下記参照)の「医薬品宣伝許可申請書」に所定の事項を入力後、 記載アドレス(DI担当 寺田)宛に電子媒体で送信するとともに、リーフレットを郵送する。
  3. 当該薬品の必要性を検討し製薬会社MRに宣伝の可否を伝える。
  4. 宣伝許可は1年間とし、期日を過ぎた場合の延長は認めない。

院外処方箋への検査値の表示について

当院では、令和元年6月4日より院外処方箋に血液検査結果の一部を印字しています。
お薬を調剤する保険薬局の薬剤師が検査値を参考にしてお薬の効果や副作用の初期症状などをチェックします。お薬を安全に使用するために役に立つ情報ですので、ご理解、ご協力をお願いします。

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