当院の医師や助産師、看護師だけではなく、近隣の病院で周産期医療に携わる医療従事者の方々にもオンラインで参加していただきました。
NICUにおける面会は、赤ちゃんの成長発達や家族関係の育みにとても重要なものであること、「NICUでは面会は“お見舞い”ではない」ということを改めて学びました。
コロナ禍が長引く中で、周産期病棟では感染対策をとったうえで、お母さんやご家族、赤ちゃんに寄り添った看護を考えていきたいと思います。
NCPR講習会では、出生時に呼吸や循環に助けが必要な新生児への対応を学びます。当院では周産期母子医療センターに所属する全てのスタッフが、この講習会を受講した上で、出産の介助や新生児のケアにあたっています。
講習会以外にも部署内で勉強会を実施し、基本的な知識・技術の確認、シナリオを用いての実習を繰り返し行っています。
このようにスタッフ全員が知識と技術を磨き、お母さんと新しい命を守るために全力を尽くしています。
これまでの「分娩編」、「育児技術編」、「母乳編」の動画に加え、新たに「沐浴編(赤ちゃんのお風呂の方法についての動画)」の配信をスタートしました。
お母さん教室が開催できない中でも、妊婦さんたちが安心してお産や育児の準備をしていけるように活動しています。
2階が産科病棟、3階がNICU(新生児集中治療室)・GCU(回復期治療室)となっています。
赤ちゃんとお母さんの安全を第一に考え、医療の提供を行っています。
2021年4月から産科医師1名、小児科医師2名が新たに加わり、産科医師7名、小児科医師9名、助産師24名、看護師27名、看護補助員2名、クラーク1名で患者さんの対応をさせていただいています。
他に薬剤師や臨床心理士、理学療法士、栄養士など多職種で連携をとり、患者さんが安全・安心に出産、育児を行っていけるようにサポート体勢を整えてお待ちしています!
精子と卵子の出会いから赤ちゃんが生まれるまでの流れについて画像や映像もみてもらいながら説明をしました。
生徒のみなさんからは「授業を通して自分がここで生きているということは奇跡だと感じた」、「自分の命は大切なもので、大切に育ててきてもらったことに感謝したい」という感想をいただきました。
今後も「病院だから伝えられること、伝えなくてはいけないこと」を地域の皆様にお話していきます!
動画配信の詳細については妊婦健診の指導の際にお伝えしております。当院でお産をされる妊産婦さんは、ぜひご視聴ください。
自宅出産や車内出産があった場合、どのように分娩介助を行うか、産後すぐの母子の対応をどのようにすればよいか、実技を通して学びました。
救急救命士さんの中には、実際に出産の場面に立ち会った方もおり、その時の状況で困ったことについての質問がありました。
母子を守るためにはどうすればよいか、日ごろから救急救命士さんと連携を取り、共に学んでいます。
当院の産婦人科医や小児科医、看護師や助産師のみならず、臨床心理士や栄養士、開業助産師など様々な職種の方々が参加され、日本人女性の食生活や体型の特徴、さらには妊娠期の体重管理がトータルライフケアに重要な役割を担っていることを学びました。
妊娠・出産や赤ちゃんがNICU(新生児集中治療室)・GCU(回復期治療室)に入院することで、不安に感じること、わからないことがたくさんあると思いますが、赤ちゃんとママ、パパが安心して退院後の生活を送れるようにサポートしています。
へその緒が綺麗に取れたね。ちょっとくすぐったいかな?
ママも赤ちゃんも元気そうですね。退院後1週間、順調です。
当院では、産後約2週間で助産師が体の回復を確認し、育児の不安や心の様子を伺いながら、少しでも安心して楽しく育児できるよう、お手伝いさせていただいています。
ご希望される方は赤ちゃんの体重測定をすることもできます。
6月もたくさんのママと赤ちゃんが健診に来ていただきました。皆さんとお会いできるとスタッフも嬉しいです。元気な様子だけでなく、困っていることや話したいことを是非お聞かせください。
当院では、周産期母子医療センターに所属するすべてのスタッフが、このコースを受講したうえで、出産の介助や新生児のケアにあたっています。
また、当院にはこのコースのインストラクター資格を持つスタッフも複数名在籍しています。
スタッフ全員が知識と技術を磨き、お母さんと新しい命を守るために全力を尽くしています。
マグネット玩具や積木などが用意されている他、入院中のご家族が前向きに過ごせるよう、NICU卒業生のメッセージも掲示しています。
感染対策として、お子様の体調に注意していただき、来院時には問診・体温測定のご協力をお願いしています。
みんなが笑顔になれるよう取り組んでいきたいと思います。
赤ちゃんの成長発達段階に合わせた体位調整や声かけ、光環境・音環境の調整、痛みのケアなどを行っています。
毎週リハビリカンファレンスも実施し、赤ちゃんのより良い成長発達を見据えたケアを心がけています。
当院の産婦人科医、小児科医、看護師や助産師のみならず、地域の保健師や開業医、開業助産師、薬剤師など、様々な職種の方々に参加していただき、妊娠期・授乳期の薬剤の及ぼす影響の違いについて学びを深めました!
「ほっとサロン」では、それぞれの専門家がお母様達のニーズにあったお話や憩いの場を提供しています。
仲間作りの場としても、ご利用いただいています。
ご夫婦で協力しながら元気な赤ちゃんをご出産されました。
分娩待機者がいる場合、呼吸管理をしている新生児がいる場合など、様々な状況を想定して訓練を実施することができました。
災害発生時にスムーズに対応できるよう、今後も訓練を重ねていきたいと思います。
なっています。
入院中はお子様とゆっくり過ごしていただけるように絵本コーナーを設置しました。
絵本の読み聞かせは親子のスキンシップやコミュニケーションの時間になり、お子様を安
心させます。
そこで、当院では医師の診察と助産師の指導を受けていただき、少しでも安心して育児に臨めるよう、お手伝いしています。
日々進歩する医療に対応し、医療レベルを維持していくため、周産期母子医療センターでは毎月1回勉強会を開催しています。また、当日参加できないスタッフも勉強するため、内容を撮影し、スタッフ全員で共有しています。
今後も、お母さん、お父さん、赤ちゃんのために知識を深め、日々進歩する医療に対応していきます。
お産に向けた体力作りにもなり、また身体を動かすことで気分転換にもつながります。
お母さん同士で情報交換を行う場にもなっています。興味のある方は妊婦健診時にスタッフにお声かけください。
赤ちゃんが入院してしまうと、お母さんやお父さんのところから離れて治療することになりますが、その中でも面会時にはおっぱいをあげたり、哺乳瓶を使用して授乳したり、お風呂(沐浴)に入れてあげることもできます。また、ご家族からのご要望があればできる限り対応できるように検討しています。
院内・近隣施設の医師や助産師、消防士、保健師など113名と多くの方にご参加いただきました。参加者からは「日頃あまり聞くことができない貴重な内容、救急対応についての知識が深められて良かった。」等感想が聞かれました。
一人でも多くの妊産婦を救う為、今の自分に出来ることから取り組んでいきたいと思わせていただきました。
NICU・GCUでは、入院中の赤ちゃんやご両親を対象に、授乳やオムツ交換などの基本的な育児手技習得のお手伝いを通じて、退院後も安心して過ごせるよう支援させていただいています。
また、赤ちゃんの状態に合わせて、タッチング(赤ちゃんに手や指で触れること)や抱っこ、授乳、沐浴などを行うことができます。
私たちは、赤ちゃんとご両親が触れ合い絆を深められるよう、お手伝いします。
淡い色を基調としたお部屋で和やかで明るい雰囲気です。入院されたお母さんやご家族からも「広くてきれい!」というお言葉をよくいただきます。
出産後は翌日から母児同室を始め、ご家族・ご兄姉との面会などゆったりと過ごしていただけます。
赤ちゃん、ご家族のかけがえのない時間をお過ごしいただける空間となっています。
また3ヶ月に1度、母子担当者連絡会を当院で実施し、地域の母子保健の担当者と話し合いの機会を持ち、それぞれの施設の情報交換を実施しています。
助産外来は助産師が行う妊婦健診です。私達助産師は正常な妊娠経過であれば医師と同様に診察を行うことが出来ます。ゆっくり話をしたりエコーを見て頂けるよう十分な時間を取っています。ご家族と一緒にお越しいただくのも大歓迎です。
妊娠・出産・育児に関するサポートを行い、妊婦さんが安心してお産が出来、その後の育児に向かえるよう支援させて頂きます。
周産期センターの助産師とNICUの看護師が中心となり、産科医師や小児科医師と連携を図りながら活動をしています。
また、緊急の帝王切開では手術室の看護師や麻酔科の医師などと協力して治療にあたります。そのため、周産期センターのスタッフだけではなく手術室のスタッフとも連携し、お母さんが安心して出産できる環境づくりを心掛けています。
全てのお産がお母さんと赤ちゃん、ご家族にとって良いお産となることがスタッフ一同の願いです。
皆さんのお産のお手伝いができることを楽しみにお待ちしています。