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特色・取組み

周産期日記



2023年

超緊急帝王切開術シミュレーションを行いました/2023年11月

11月30日(木)に「グレードA(超緊急帝王切開術)訓練」を行いました。当院では年に1回、産科病棟・NICU(新生児集中治療室)・手術部門との合同訓練を実施しています。医師や助産師・看護師40名ほどが参加し、それぞれの役割、動きを確認しながら訓練を行いました。お産は時として一刻を争う緊急事態になることがあります。母子の安全を守るため、より迅速かつ適切な対応ができるよう今後も努力してまいります。

周産期センターでBLS勉強会を行いました/2023年9月

当院周産期センターでBLS(心肺停止、呼吸停止に対する一次救命)勉強会を行いました。胸骨圧迫やAEDの操作を確認し、実技を中心にトレーニングしました。正常な経過の妊産婦さんでも、緊急処置が必要になることがあります。妊産婦さんが安心して受診や入院ができるように今後も継続して取り組んでいきます。

お父様の入室面会が再開されました/2023年7月

NICUではお母様退院後の面会時より、お父様の入室面会を再開しました。これまでは長期入院になってしまう赤ちゃんであっても、お父様はガラス越し面会のみとさせていただいていました。
これからは、お父様も入室面会ができ赤ちゃんに直接触れることで、より愛着を育めるようになりました。また、お父様もお母様とともにオムツ交換や授乳などの育児技術の練習も出来るようになりました。
NICUでの入室面会は赤ちゃんやお父様、お母様にとって新しい関係性を育む大切な時間です。なお今後も感染対策は徹底したいと考えております。ご理解いただきますようお願いします。

院内助産の開設に向けて/2023年6月

産科病棟では、2023年度から院内助産を始めるために現在準備を進めています。
院内助産とは、産婦さんやそのご家族が主体となって、自然なお産ができるように、外来・お産・産後に至るまで、助産師が中心となって医師と連携して支援させていただくシステムです。正常に経過しているお母さんと赤ちゃんが対象ですが、異常が出現した場合にはすぐに医師が対応できる体制を整えています。スタッフ全員で、皆さんの出産がよりよいものになるように努力しています。

パパママ教室を再開しました/2023年4月

コロナウイルスの感染拡大により中止されていた、赤ちゃんのパパ・ママへ向けた産前教室を再開しています。
母乳育児や災害への備えについてのお話をしたり、ベビー人形を使って抱っこやおむつ交換などの練習をして頂いています。
また参加されたパパには約8㎏の重りを装着する妊婦体験をして頂いています。『改めて妊婦の大変さが分かった』『もっと家事をやっていこうと思った』という感想を頂いております。
パパママ教室に参加するには事前予約が必要になります。詳しい日程や予約方法については産婦人科外来スタッフへお問い合わせください。ご参加をお待ちしております。

周産期講演会(オンライン講演会)を開催しました!/2023年1月

1月12日(木)に周産期講演会を開催しました。
今年度も、感染拡大防止のためオンラインでの開催となりました。
浜松医療センター周産期センターバースセンター長である芹沢麻里子先生より『南海トラフ地震がおこったら 災害時小児周産期リエゾンの役割について』ご講演頂きました。
当院の医師や助産師、看護師だけではなく、近隣の病院で周産期医療に携わる医療従事者の方々にもオンラインで参加して頂きました。
小児周産期リエゾンの役割について学ぶことができ、訓練の重要性を再確認しました。
災害が起こったときは、母子の安全を確保できるよう体制を整えていきたいです。

「新生児の痛みケアとは」/2023年1月

NICUで治療を受ける赤ちゃんは様々な処置が実施され、その間多くの痛みやストレス刺激を経験します。NICUでは赤ちゃんに少しでもストレスを感じさせないための方法として、「痛みケア」を実施しています。
痛みを多く感じた赤ちゃんは、その後の成長や発達に影響を及ぼすと言われています。そのためNICUのスタッフは、痛みを伴う処置を行なう際におしゃぶりを使用したり、ホールディング(赤ちゃんを包み込む)等のケアを行ない、落ち着いて処置が受けられるように対応しています。処置の際は医師と看護師がペアになり、赤ちゃんにストレスがかからないよう心掛けています。
わたしたち医療者は痛み刺激の影響を理解し、赤ちゃんの成長を見守ることを大切にしています。

2022年

「ご家族の笑顔のために」/2022年11月

NICUには様々な理由により赤ちゃんが入院され、ご家族と離ればなれになることがあります。そのため不安に感じたり、赤ちゃんと離れることで寂しく感じるご家族もいらっしゃいます。
NICUではそうしたご家族の気持ちに寄り添い、できるだけ赤ちゃんとふれあうことで不安やさみしさが和らぐようお手伝いをさせて頂いています。
新型コロナ肺炎感染拡大のため中止になっていた、お父さん、おじいちゃんおばあちゃんのガラス越し面会を再開しました。
また、お母さんと一緒に退院できない赤ちゃんを対象に11月よりごきょうだいや他県在住などによりガラス越し面会が出来ないおじいちゃんおばあちゃんのリモート面会を開始しました。
こうした取り組みで、ご家族がさらに安心してご自宅に赤ちゃんをお迎えできるようになると嬉しく思います。
NICU看護師はこれからも入院をしている赤ちゃんとご家族に寄り添った看護(家族ケア)を提供していきたいです。
(面会の状況はコロナウイルスの感染状況により変わることがあります。)

赤ちゃんが産まれました!/2022年10月

先の見えないコロナ禍。そんな中での妊娠、出産は不安ですよね。
当院では、それぞれの妊婦さんが思い描いたバースプランの実現を目指しています。妊婦さんの思い描いた出産をすすめていくためには当院スタッフと妊産婦さんとのコミュニケーションが重要となってきます。妊婦健診時や保健指導時、お産での入院時にぜひ、不安や疑問を教えてください。

当院では産後、産婦さんの体調に合わせて母子同室をすすめています。授乳に関しては、母乳やミルクの希望など、産婦さんのご意向をうかがい退院後の生活に向けてサポートをしています。
妊産婦さんと赤ちゃんの安全を第一に考えながら、一生に何度もない出産体験をできる限り満足のいくものとなるようお手伝いさせて頂きたいと思っております。

周産期母子医療センターNICUでの勉強会/2022年8月

NICUでは日々進歩する医療に対応し、医療レベルを維持していくために勉強会を開催しています。コロナ禍のため限られた方法で実施できるよう工夫しています。
コロナ禍でも迅速に対応できるよう防護服の着脱方法などを日々確認し実施しています。
今後もお母さん、お父さん、赤ちゃんのために知識を深め、日々進歩する医療に対応していきます。

2021年

周産期講演会(オンライン講演会)を開催しました/2021年12月

今年度は、感染拡大防止のためオンラインでの周産期講演会を開催し、名古屋大学心の発達支援研究実践センターこころの育ちと家族分野教授である永田雅子先生より『面会制限が家族や赤ちゃんに与える影響を考える~一緒に時間と場を過ごすことの意味~』について、聖隷浜松病院総合周産期母子医療センター新生児科部長である杉浦弘先生より『新生児医療は新型コロナウイルスにどう立ち向かうか~今後の家族面会のあり方~』についてご講演いただきました。

当院の医師や助産師、看護師だけではなく、近隣の病院で周産期医療に携わる医療従事者の方々にもオンラインで参加していただきました。
NICUにおける面会は、赤ちゃんの成長発達や家族関係の育みにとても重要なものであること、「NICUでは面会は“お見舞い”ではない」ということを改めて学びました。

コロナ禍が長引く中で、周産期病棟では感染対策をとったうえで、お母さんやご家族、赤ちゃんに寄り添った看護を考えていきたいと思います。

NCPR(新生児蘇生法)講習会を開催しました/2021年8月

周産期母子医療センターでは、日本周産期・新生児医学会が主体となって普及されているNCPRの講習会を定期的に行っています。
NCPR講習会では、出生時に呼吸や循環に助けが必要な新生児への対応を学びます。当院では周産期母子医療センターに所属する全てのスタッフが、この講習会を受講した上で、出産の介助や新生児のケアにあたっています。
講習会以外にも部署内で勉強会を実施し、基本的な知識・技術の確認、シナリオを用いての実習を繰り返し行っています。
このようにスタッフ全員が知識と技術を磨き、お母さんと新しい命を守るために全力を尽くしています。

お母さん教室の動画 沐浴編の配信をはじめました/2021年6月

昨年度より、当院で分娩予定の妊婦さんを対象に、ホームページ上でお母さん教室の内容をまとめた動画を配信しています。
これまでの「分娩編」、「育児技術編」、「母乳編」の動画に加え、新たに「沐浴編(赤ちゃんのお風呂の方法についての動画)」の配信をスタートしました。
お母さん教室が開催できない中でも、妊婦さんたちが安心してお産や育児の準備をしていけるように活動しています。

周産期母子医療センターの紹介をします/2021年4月

病院敷地内北側のピンク色のかわいらしい建物が周産期母子医療センターになります。
2階が産科病棟、3階がNICU(新生児集中治療室)・GCU(回復期治療室)となっています。
赤ちゃんとお母さんの安全を第一に考え、医療の提供を行っています。

2021年4月から産科医師1名、小児科医師2名が新たに加わり、産科医師7名、小児科医師9名、助産師24名、看護師27名、看護補助員2名、クラーク1名で患者さんの対応をさせていただいています。
他に薬剤師や臨床心理士、理学療法士、栄養士など多職種で連携をとり、患者さんが安全・安心に出産、育児を行っていけるようにサポート体勢を整えてお待ちしています!

『命の授業』開催/2021年3月

当院助産師が豊田南中学校で『命の授業』を行い、助産師として毎日のように赤ちゃん誕生に立ち会い、その中で感じている「命」について伝えてきました。
精子と卵子の出会いから赤ちゃんが生まれるまでの流れについて画像や映像もみてもらいながら説明をしました。
生徒のみなさんからは「授業を通して自分がここで生きているということは奇跡だと感じた」、「自分の命は大切なもので、大切に育ててきてもらったことに感謝したい」という感想をいただきました。
今後も「病院だから伝えられること、伝えなくてはいけないこと」を地域の皆様にお話していきます!

母親学級動画配信サービス始めました/2021年2月

新型コロナウイルス流行にあたり、母親学級を開催することができなくなってしまいました。それでも安心してお産や育児等の準備ができるよう、当院で分娩される妊産婦さん対象に『母親学級動画配信サービス』を始め、現在は、“分娩編” “母乳編” “技術編”の3種類の動画配信を行っています。まもなく追加で“沐浴編”を配信予定です。
動画配信の詳細については妊婦健診の指導の際にお伝えしております。当院でお産をされる妊産婦さんは、ぜひご視聴ください。

救急救命士さんと講習会を実施しました/2021年1月

当院周産期母子医療センタースタッフが講師となり、救急救命士さんを対象に、分娩介助や新生児蘇生法の講習会を実施しました。
自宅出産や車内出産があった場合、どのように分娩介助を行うか、産後すぐの母子の対応をどのようにすればよいか、実技を通して学びました。
救急救命士さんの中には、実際に出産の場面に立ち会った方もおり、その時の状況で困ったことについての質問がありました。
母子を守るためにはどうすればよいか、日ごろから救急救命士さんと連携を取り、共に学んでいます。

2020年

周産期講演会を開催しました/2020年12月

12月11日(金曜日)にWebによる周産期講演会を開催しました。浜松医科大学産婦人科主任教授の伊東宏晃先生より『妊婦の栄養管理の視点から児の長期的な健康を考える』についてご講演いただきました。
当院の産婦人科医や小児科医、看護師や助産師のみならず、臨床心理士や栄養士、開業助産師など様々な職種の方々が参加され、日本人女性の食生活や体型の特徴、さらには妊娠期の体重管理がトータルライフケアに重要な役割を担っていることを学びました。

赤ちゃんとママ、パパを支える医療スタッフ/2020年11月

周産期母子医療センターでは、それぞれの専門スタッフがチームとなってママの心身の回復と赤ちゃんの医療的なサポートをおこなっています。
妊娠・出産や赤ちゃんがNICU(新生児集中治療室)・GCU(回復期治療室)に入院することで、不安に感じること、わからないことがたくさんあると思いますが、赤ちゃんとママ、パパが安心して退院後の生活を送れるようにサポートしています。

NICU(新生児集中治療室)の防災グッズを新しくしました/2020年9月

災害発生時、赤ちゃんの安全を確保し速やかに対応できるためのグッズを揃えました。搬送用クベースの備品も整理し、万一の際はすぐ使用できるよう配置を工夫しました。

産後2週間健診を行っています/2020年6月

へその緒が綺麗に取れたね。
ちょっとくすぐったいかな?

ママも赤ちゃんも元気そうですね。
退院後1週間、順調です。

出産後数週間は、体の様々な変化や赤ちゃんとの生活が始まることで心身共にお母さんに負担がかかる時期です。
当院では、産後約2週間で助産師が体の回復を確認し、育児の不安や心の様子を伺いながら、少しでも安心して楽しく育児できるよう、お手伝いさせていただいています。
ご希望される方は赤ちゃんの体重測定をすることもできます。
6月もたくさんのママと赤ちゃんが健診に来ていただきました。皆さんとお会いできるとスタッフも嬉しいです。元気な様子だけでなく、困っていることや話したいことを是非お聞かせください。

NCPR(新生児蘇生法講習会)を開催しました/2020年5月

NCPRとは、日本周産期・新生児医学会が主体となって普及されている、出生時に呼吸や循環に助けが必要な新生児への対応を学ぶコースです。
当院では、周産期母子医療センターに所属するすべてのスタッフが、このコースを受講したうえで、出産の介助や新生児のケアにあたっています。
また、当院にはこのコースのインストラクター資格を持つスタッフも複数名在籍しています。
スタッフ全員が知識と技術を磨き、お母さんと新しい命を守るために全力を尽くしています。

NICU(新生児集中治療室)の面会について/2020年3月

NICUでは新生児のご両親しか面会に入ることができません。そのため、ご両親と一緒に来院されたご兄弟が、面会待ち時間を楽しく過ごすためのデイルームを整備しました。
マグネット玩具や積木などが用意されている他、入院中のご家族が前向きに過ごせるよう、NICU卒業生のメッセージも掲示しています。

お兄ちゃんお姉ちゃんが、赤ちゃんに会える時間が増えたよ/2020年1月

産科病棟では、昨年9月からお兄ちゃんやお姉ちゃんが赤ちゃんやママに面会できる時間を20時00分までに延長しました。
感染対策として、お子様の体調に注意していただき、来院時には問診・体温測定のご協力をお願いしています。
みんなが笑顔になれるよう取り組んでいきたいと思います。

NICU(新生児集中治療室)に入院している赤ちゃんへのケアを紹介します
/2020年1月

「ディベロップメタルケア」とは、入院中の処置や環境によって与えられるストレスから赤ちゃんを守り、成長発達を促すケアです。
赤ちゃんの成長発達段階に合わせた体位調整や声かけ、光環境・音環境の調整、痛みのケアなどを行っています。
毎週リハビリカンファレンスも実施し、赤ちゃんのより良い成長発達を見据えたケアを心がけています。

2019年

周産期講演会を開催しました/2019年11月

11月8日(水曜日)に、周産期講演会を開催し、国立成育医療研究センターの肥沼幸先生をお招きし、「妊娠・授乳と薬」についてご講演いただきました。
当院の産婦人科医、小児科医、看護師や助産師のみならず、地域の保健師や開業医、開業助産師、薬剤師など、様々な職種の方々に参加していただき、妊娠期・授乳期の薬剤の及ぼす影響の違いについて学びを深めました!

「ほっとサロン」が始まりました/2019年11月

当院では産後のお母様が楽しく参加できる憩いの場として2019年9月に「ほっとサロン」を開設しました。
「ほっとサロン」では、それぞれの専門家がお母様達のニーズにあったお話や憩いの場を提供しています。
仲間作りの場としても、ご利用いただいています。

ご夫婦で分娩を乗り越えて・・・/2019年10月

「1人目の時は、上手く呼吸法をすることが出来なかった」と妊娠中は心配されていましたが、2回目の今回は陣痛が始まると、ご主人に付き添われ、一緒に呼吸法を行われていました。
ご夫婦で協力しながら元気な赤ちゃんをご出産されました。

周産期母子医療センターで防災訓練を行いました/2019年9月

産科病棟とNICU(新生児集中治療室)・GCU(回復期治療室)で連携を取りながら、お母さんと赤ちゃんの安全を守るために1人1人のスタッフがどのように行動すれば良いのかを確認しました。
分娩待機者がいる場合、呼吸管理をしている新生児がいる場合など、様々な状況を想定して訓練を実施することができました。
災害発生時にスムーズに対応できるよう、今後も訓練を重ねていきたいと思います。

NICUに絵本コーナーを設置しました/2019年7月

NICUでは入院されたお子様の状態に合わせて授乳・沐浴などの育児をご両親と一緒に行なっています。
入院中はお子様とゆっくり過ごしていただけるように絵本コーナーを設置しました。
絵本の読み聞かせは親子のスキンシップやコミュニケーションの時間になり、お子様を安心させます。

産後2週間健診が始まりました/2019年6月

この時期は赤ちゃんとの生活がスタートし、多くのお母さんが不安や戸惑いを感じる頃です。
そこで、当院では医師の診察と助産師の指導を受けていただき、少しでも安心して育児に臨めるよう、お手伝いしています。

令和ベビー誕生/2019年5月

令和初日の5月1日、当院で元気な赤ちゃんが誕生しました。記念すべき日に生まれた2720gの女の子、元気な産声を聞き、分娩に立ち会ったお父さんも、ほっとした様子で、お母さんと共に赤ちゃんの誕生を喜んでおられました。

周産期母子医療センターの勉強会/2019年3月

周産期母子医療センターには産科病棟と新生児集中治療室(NICU)、回復期治療室(GCU)があります。
日々進歩する医療に対応し、医療レベルを維持していくため、周産期母子医療センターでは毎月1回勉強会を開催しています。また、当日参加できないスタッフも勉強するため、内容を撮影し、スタッフ全員で共有しています。
今後も、お母さん、お父さん、赤ちゃんのために知識を深め、日々進歩する医療に対応していきます。

マタニティヨガ/2019年1月

当院の周産期母子医療センターでは、妊娠経過に異常がない妊婦さんで、希望をされた方にマタニティヨガを実施しています。
お産に向けた体力作りにもなり、また身体を動かすことで気分転換にもつながります。
お母さん同士で情報交換を行う場にもなっています。興味のある方は妊婦健診時にスタッフにお声かけください。

NICUの取り組み/2019年1月

当院、周産期母子医療センターには新生児集中治療室(NICU)があります。ここは出生後なんらかの治療を必要とする赤ちゃんが入院するところです。
赤ちゃんが入院してしまうと、お母さんやお父さんのところから離れて治療することになりますが、その中でも面会時にはおっぱいをあげたり、哺乳瓶を使用して授乳したり、お風呂(沐浴)に入れてあげることもできます。また、ご家族からのご要望があればできる限り対応できるように検討しています。

2018年

周産期母子医療センター特別招待講演会を開催しました/2018年11月

11月9日(金曜日)に浜松医科大学付属病院 産婦人科講師 内田季之先生をお招きし、 「産科危機的出血の初期対応」について講演会を開催しました。
院内・近隣施設の医師や助産師、消防士、保健師など113名と多くの方にご参加いただきました。参加者からは「日頃あまり聞くことができない貴重な内容、救急対応についての知識が深められて良かった。」等感想が聞かれました。
一人でも多くの妊産婦を救う為、今の自分に出来ることから取り組んでいきたいと思わせていただきました。

NICU・GCUでの家族ケア/2018年11月

当院では、小さく産まれた赤ちゃんや疾患をもった赤ちゃんが周産期母子医療センターNICU・GCU病棟へ入院します。
NICU・GCUでは、入院中の赤ちゃんやご両親を対象に、授乳やオムツ交換などの基本的な育児手技習得のお手伝いを通じて、退院後も安心して過ごせるよう支援させていただいています。
また、赤ちゃんの状態に合わせて、タッチング(赤ちゃんに手や指で触れること)や抱っこ、授乳、沐浴などを行うことができます。
私たちは、赤ちゃんとご両親が触れ合い絆を深められるよう、お手伝いします。

産科病棟の個室をご案内します/2018年10月

当院、産科病棟の個室は全室、シャワー、トイレがついており広々としています。
淡い色を基調としたお部屋で和やかで明るい雰囲気です。入院されたお母さんやご家族からも「広くてきれい!」というお言葉をよくいただきます。
出産後は翌日から母児同室を始め、ご家族・ご兄姉との面会などゆったりと過ごしていただけます。
赤ちゃん、ご家族のかけがえのない時間をお過ごしいただける空間となっています。

周産期母子医療センターの地域連携/2018年9月

当院の周産期母子医療センターでは、妊娠中・退院後支援として助産師・看護師だけではなく臨床心理士、ソーシャルワーカー、保健師などと連携をし、専門分野を活かし妊産褥婦さんをサポートしています。
また3ヵ月に1度、母子担当者連絡会を当院で実施し、地域の母子保健の担当者と話し合いの機会を持ち、それぞれの施設の情報交換を実施しています。

助産外来に来ませんか?/2018年8月

当院では助産外来を開設しています。
助産外来は助産師が行う妊婦健診です。私達助産師は正常な妊娠経過であれば医師と同様に診察を行うことが出来ます。ゆっくり話をしたりエコーを見て頂けるよう十分な時間を取っています。ご家族と一緒にお越しいただくのも大歓迎です。
妊娠・出産・育児に関するサポートを行い、妊婦さんが安心してお産が出来、その後の育児に向かえるよう支援させて頂きます。

安心・安全なお産を目指して~緊急帝王切開チームの取り組み~/2018年6月

お産は正常に進行する事がほとんどですが、時には緊急な対応が必要になる事もあります。私たちは緊急時でもお母さんと赤ちゃんの安全が守れるよう、日頃から備ています。
周産期センターの助産師とNICUの看護師が中心となり、産科医師や小児科医師と連携を図りながら活動をしています。
また、緊急の帝王切開では手術室の看護師や麻酔科の医師などと協力して治療にあたります。そのため、周産期センターのスタッフだけではなく手術室のスタッフとも連携し、お母さんが安心して出産できる環境づくりを心掛けています。
全てのお産がお母さんと赤ちゃん、ご家族にとって良いお産となることがスタッフ一同の願いです。
皆さんのお産のお手伝いができることを楽しみにお待ちしています。