ロボット支援手術センター
ロボット支援手術は、1990年代に米国で開発され世界中で導入が進んでいる最先端の手術支援医療技術です。当院でも2022年10月に手術支援ロボットの最新モデル(da Vinci Xi)を導入し、現在は呼吸器外科、消化器外科、泌尿器科、婦人科において稼働しています。
ロボット手術の利点として、自由自在かつ繊細な鉗子操作により、従来の腹腔鏡手術と比較してさらに精密な手術が可能です。また、当院で実施しているロボット手術は、すべての術式において通常の保険診療として実施され、高額療養費制度も適用されます。
ロボット手術の利点として、自由自在かつ繊細な鉗子操作により、従来の腹腔鏡手術と比較してさらに精密な手術が可能です。また、当院で実施しているロボット手術は、すべての術式において通常の保険診療として実施され、高額療養費制度も適用されます。
業務内容
・ロボット支援手術における医療安全の確保
手術部スタッフ(麻酔科医、外科医、看護師、臨床工学技士、診療放射線技師など)の協調体制により、ロボット支援手術
の安全確保と質向上に努めます。
・ロボット支援手術の効率的な運用
難易度の高い各科のロボット支援手術を効率よく円滑に実施できる環境を構築します。
・新たな手術技術への対応
様々な領域における新規ロボット支援手術やそれを補助する新規技術の導入を推進します。
・医療スタッフの育成指導
医療安全を確保したうえで医療スタッフの育成に努め、地域医療レベルの向上に寄与します。
手術部スタッフ(麻酔科医、外科医、看護師、臨床工学技士、診療放射線技師など)の協調体制により、ロボット支援手術
の安全確保と質向上に努めます。
・ロボット支援手術の効率的な運用
難易度の高い各科のロボット支援手術を効率よく円滑に実施できる環境を構築します。
・新たな手術技術への対応
様々な領域における新規ロボット支援手術やそれを補助する新規技術の導入を推進します。
・医療スタッフの育成指導
医療安全を確保したうえで医療スタッフの育成に努め、地域医療レベルの向上に寄与します。
特徴
手術センターと協力して、効率的な運用により、受け入れ可能な手術件数の増加を目指しています。
実績
対象疾患 | 術式 | 2022年度 | 2023年度 | 2024年度 |
---|---|---|---|---|
肺腫瘍(良性・悪性) | ロボット支援下肺葉切除術・区域切除術 | 12 | 8 | 12 |
縦隔腫瘍(良性・悪性) | ロボット支援下縦隔腫瘍切除術 | - | 7 | 7 |
胃癌 | ロボット支援下胃切除術 | - | - | 4 |
膵癌 | ロボット支援下膵体尾部切除術 | - | 5 | 3 |
肝癌 | ロボット支援下肝部分切除術 | 3 | 11 | 6 |
大腸癌 | ロボット支援下大腸癌切除術 | 8 | 41 | 49 |
ロボット支援下前立腺全摘除術 | 4 | 16 | 30 | |
子宮頸癌 | ロボット支援下子宮全摘術 | 6 | 16 | 10 |
骨盤臓器脱 | ロボット支援下仙骨膣固定術 | - | - | 10 |
合計 | 33 | 104 | 131 |