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特色・取組み

脳卒中センター


当院では以前よりアルテプラーゼ静注療法、カテーテルによる血栓回収療法などの急性期治療を行ってきましたが、2019年10月、当院は一次脳卒中センターに認定されました。
これは日本脳卒中学会が、全国どこでも最良の脳卒中診療が受けられるよう整備を進めてきたもので、認定要件として「24時間365日脳卒中患者を受け入れ、速やかにアルテプラーゼ静注療法を含む診療を開始できる」「脳卒中診療に従事する医師が24H/7D体制で勤務している」「機械的血栓回収療法が出来る」などがあります。
アルテプラーゼ静注療法、血栓回収療法とも有効な治療法ですが、発症早期でないと効果がありません。受診の遅れの原因として、人は何か異常に気付いたとしても「ちょっと様子をみよう」と言う心理が働くことがあります。脳卒中を示唆する症状として
①「いー」と口を横に引かせた際の顔の非対称性(Face)
②両腕を前方挙上させた際に片方が落ちる(Arm)
③喋って貰うと何を言ってるのか聞き取れない(Speech)
が突然生じる事が重要であり、一つでも当てはまれば時間をおかず(Time)救急車を呼ぶ事が勧められ、頭文字を取ってFASTと言います。