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部門

看護部長あいさつ


ご挨拶

副病院長兼看護部長 工藤ゆかり

希望にあふれる春を迎え、ますますご壮健のことと存じます。

能登半島地震で被害に遭われ、今も尚不便な生活を余儀なくされている皆様には謹んで心よりお見舞い申し上げます。1日でも早く平穏な日常を取り戻され、復興が進むよう祈念しております。

この度は当院のホームページ並びに看護部のサイトをご覧になっていただき、ありがとうございます。

当院は中東遠医療圏の基幹病院として、がん診療、救急医療、小児・周産期医療、そして生活習慣病関連の診療分野の医療機能を充実させてまいりました。新型コロナウイルス感染症にも対応しつつ、ロボット支援手術やがん拠点病院としてのがん遺伝子パネル検査等にも取り組んでいます。

私たち看護部は当院の基本理念である「医療の原点は思いやり」に基づき、“地域の皆さまに信頼される安全で質の高い看護の提供”を看護部の理念としています。チーム医療の中で看護の専門性を発揮しながら、エビデンスに基づいた看護ケアの提供を行うために院内・院外の研修に参加し、知識や技術の向上に努め、キャリアアップやモチベーションアップにつなげています。また、昨年10月から指定研修機関として自施設での「特定行為研修制度」をスタートしました。研修修了看護師は専門知識や看護技術を深め、医療現場で医療・看護の質のさらなる向上と患者の満足度アップのために貢献してくれると確信しています。さらに県の看護協会からの委託で感染管理認定看護師教育B課程の実習協力施設として実習生の受け入れも行い、院内だけではなく、院外の人材育成にも努めています。

2024年は医療・介護・障害福祉の3つの報酬が同時に改定されます。さらに、医師の働き方改革により、私たち看護職も少なからず影響を受けるものと考えています。多職種協働により、業務のタスクシフト/シェアを行い、業務改善を図っていく必要があります。少子高齢化・人口減少時代にある我が国では医療従事者の確保が難しくなってきています。看護部のトップとして、看護職員の能力やスキルを最大限に引き出し、一人一人がやりがいのある看護ケアの提供にも取り組んでいけるように職場環境の改善にも努めていく所存です。

地域包括ケアシステムの推進等、取り組むべきことはたくさんあります。ベテランから若手までスタッフが看護の楽しさや喜びを実感して、楽しく働き続けることが出来るように職員の声を聴きながら、看護部一同、力を合わせて取り組んでいきます。
今後もご指導・ご鞭撻を宜しくお願い致します。

2024年4月吉日
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