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部門

臨床工学科


科の特徴
院内では数多くの医療機器が使用されております。
私たちは、これらの機器を安全に操作、管理する医療機器のスペシャリストして、より良い医療の提供を目指し日夜業務に励んでおります。

業務内容

臨床工学科は、全体で29名在籍しております。
医療機器管理
血液浄化
不整脈治療
内視鏡業務
心・血管カテーテル業務
19名
手術室業務 10名

血液浄化業務

腎センター

血液透析、持続的緩除式血液透析濾過、アフェレーシス療法(血液吸着療法・免疫吸着療法・血漿交換療法)などの治療を医師、看護師と共に行っております。
また、集中治療室や病棟にも出張し血液浄化療法を行っております。
血液浄化に使用する機器の操作・点検を行い、日々安全に治療が行えるよう努めております。

各種血液療法

  • 血液透析(HD)、限外濾過(ECUM)、持続低効率血液透析(SLED)
  • 白血球吸着(G-CAP)、血液吸着(レオカーナ)
  • エンドトキシン吸着(PMX)
  • 血漿交換(PE)、血漿吸着(PP)、二重濾過血漿交換(DFPP)
  • 持続的血液濾過(CHF)持続的血液濾過透析(CHDF)
  • 幹細胞採取(PBSTC)
  • 腹水濾過濃縮再静注(CART)

管理機器

  • AHI-502(A剤溶解装置)
  • BHI-502(B剤溶解装置)
  • DAB-NX(多人数用透析液供給装置)
  • DCS-100NX(多用途透析監視装置)
  • DCS-200Si(多用途透析監視装置)
  • DBG-03、DBB-200 Si(個人用多用途透析監視装置)
  • ACH-Σ(血液浄化装置)

DCS-200Si

ACH-Σ

腎センター

2021年度 2022年度
透析総件数 17,936 17,536

出張及びその他血液浄化療法件数

2021年度 2022年度
出張血液透析 68 182
持続的血液濾過
持続的血液濾過透析
6 3
エンドトキシン吸着 1 4
白血球吸着 61 10
血漿吸着 0 0
血漿交換 16 23
腹水処理 66 50
持続低効率血液透析 7 11
末梢血幹細胞採取 21 25
総件数 253 324

災害拠点病院としての取り組み

災害拠点病院として防災関連においても力を入れており、院内の災害対策を含め周辺の透析施設とも連携がとれるよう、体制を整えております。

発災時に備えた防災エリア

災害時のアクションカード

中東遠地区透析災害会議の様子

消防・他施設を交えての給水訓練

医療機器管理

MEセンター

MEセンターでは病棟・外来・などで使用される医療機器を中央管理し、保守点検や修理業務を行っております。
また、MEセンターには常に点検済みの機器が並んでいるため、現場の必要に応じて安心安全に使用することができます。
さらに医療機器メーカーへの窓口業務も行い医療機器の信頼性の向上・安全の確保に努めております。

主な管理機器

  • 輸液ポンプ
  • シリンジポンプ
  • 人工呼吸器
  • マスク式人工呼吸器
  • 小児用人工呼吸器
  • 除細動器
  • AED
  • IABP
  • PCPS
  • 電気メス
  • 保育器
  • 分娩監視装置
  • 離床・着床センサ
  • 心電計
  • 個人用モニタ
  • 低圧持続吸引器
  • 高低体温維持装置
  • ジェットネブライザー
  • 超音波ネブライザー
  • エアーマット
  • 血栓予防圧迫装置
  • 携帯型酸素濃縮器

輸液ポンプ・シリンジポンプの点検

人工呼吸器の点検

2021年度 2022年度
ME機器保守点検件数 21,841 22,160
手術室ME機器保守点検件数 609 593
在宅医療機器指導件数 74 41

常にスタンバイされている呼吸器各種

5S活動により整頓され、スムーズな貸出しが可能

呼吸ケアサポートチーム(RST)

新人研修

当院の臨床工学技士は呼吸ケアサポートチーム(RST)にて活動しており、定期回診や教育活動、呼吸療法に関するマニュアルを作成するなど、チーム医療を担っております。

在宅関連

当院に入院している患者さんが在宅療法へ移行となった際に、在宅指導をおこなっており、患者さんが安心して在宅療法を受けられるようにサポートしております。

医療機器 患者・家族指導

医療機器 患者・家族指導

不整脈治療業務

当院では循環器内科医師と連携しペースメーカ業務やアブレーション業務に携わっております。

心臓デバイス

植込み術の立会い、植込み術1週間後のフォローアップ、ペースメーカ外来、緊急時のチェックなどを行っております。
アナライザーやプログラマーを使用し、心臓電位測定やプログラミングを行っております。
遠隔モニタリングやテレサポートによるフォローアップも実施しています。

植込み術の立会い

テレサポートによるフォローアップ

アブレーション治療

スティムレータ、アブレータ、3Dマッピングの操作を行い、発作性上室頻拍(PSVT)、心房細動(Af)、心房粗動(AFL)等の治療を行っております。
医師を含め、他職種と協力しながら治療に当たっています。

循環器チームとしての役割の確立

3Dマッピング操作

不整脈治療業務

2021年度 2022年度
心臓デバイス業務立会い件数 791件 771件
遠隔モニタリング導入件数 58件 133件
アブレーション治療立会い件数 33件 66件

心血管カテーテル治療業務

循環器内科医師を中心としたチームの一員としてCAG・PCIの外回り・清潔介助業務を行なっています。その他、IABP・PCPS・体外式ペースメーカを始めとした循環器領域の機器操作管理を行なっています。

心臓カテーテル業務の清潔介助

心臓カテーテル業務の清潔介助

内視鏡業務

内視鏡検査の介助

上部消化器内視鏡検査の始業前点検、修理、トラブル対応を主とし、医師を含め、他職種と協力しながら内視鏡検査の介助にも当たっています。
今後、検査上必要な周辺機器の定期点検を行い、ESD等の治療への介入を目指します。

新人教育

プリセプターによる指導

新人臨床工学技士に対しては、プリセプター制度にて教育を行っています。先輩臨床工学技士(プリセプター)が新人臨床工学技士(プリセプティ)に対し、カリキュラムに沿った指導を行っています。
理解するまで指導を行うため、技術面だけでなく精神面もサポートしています。

教育チェックシートを活用し、指導者による偏りをなくす工夫をしています。

指導カリキュラム

学術関連

学会への参加・発表も積極的に行っています。静岡県臨床工学技士会、日本臨床工学技士会、自治体病院学会を始めとし、透析部門、集中治療分野、循環器分野など様々な分野に参加してスキルアップを図っています。

手術室業務

麻酔器、記録装置、電気手術装置、患者加温装置、シリンジポンプ等手術室内機器の保守管理、神経刺激装置や自己血回収装置、ナビゲーションシステムの術中操作、腹腔鏡用鉗子や内視鏡の滅菌前業務を日々行っております。
また、器械出し業務にも携わっており、消化器外科や整形外科を始め様々な科の器械出しに従事しております。

保守管理

手術室では、手術を行う上で必要な機器を術式に応じて選定し使用しています。手術を安全に行うために、臨床工学技士は日々点検を行い必要時には調整・修理を行っております。
日常的には麻酔器や記録装置の始業点検を行い、定期的に電気手術装置や患者加温装置などの点検を行っています。

麻酔器始業点検

手術器材点検

術中操作

手術室臨床工学技士は、各科医師の指示のもと神経モニタリングや自己血回収装置、ナビゲーションシステム、眼科手術装置の術中操作・ダヴィンチ立ち会いを行っております。
高度な手術を的確にサポート出来るよう努めており、また、緊急時にも素早い対応が出来る体制を整えております。

術中神経モニタリング操作中

ナビゲーションシステム動作確認

ダヴィンチの様子

術中操作機器件数

2021年度 2022年度
神経モニタリング 88 77
眼科手術装置 344 196
ナビゲーションシステム 22 22
セルセーバー 0 5
ダヴィンチ
- 33

医師業務支援

日々の手術の際、腹腔鏡手術スコープオペレーター(操作者)として内視鏡用テレスコープの操作や、Aライン採血・測定など医師の業務支援を行っています。光学視管や先端湾曲ビデオスコープなどを的確に操作し、術中の視野の確保や、医師が手術に集中できる環境を作り出せるようにサポートしております。

スコープオペレーター業務の様子

Aライン採血の様子

スコピスト業務件数

2021年度 2022年度
腹腔鏡化鼠径ヘルニア根治術 13件 11件

滅菌前業務

CUSAハンドピース組立

滅菌前業務として、超音波手術器の組み立て、腹腔鏡用鉗子の使用前点検、内視鏡の漏水チェックを行っております。
必要に応じて調整・修理を行い、常に不足がない状態にしております。

腹腔鏡用鉗子類漏電チェック

内視鏡漏水テスト

器械出し業務

手術室臨床工学技士は、器械出し業務も携わっており、消化器外科の腹腔鏡下手術や整形外科のインプラント手術など幅広く従事しております。

院内ニュースの発行

医療機器に対する知識向上や取り扱いに関する注意喚起等の院内周知を目的として、定期的に院内スタッフ向けにニュースを発行しています。

研修会・学会関連

研修会・学会への参加・発表も積極的に行っています。静岡県臨床工学技士会、日本臨床工学技士会、自治体・日本病院学会を始めとし、透析、呼吸、集中治療、循環器など様々な分野に参加してスキルアップを図っています。また、参加した研修会・学会に応じて、ポイントを加算し、科内に対してポイントの見える化の取り組みを行い、スキルアップのモチベーションの向上を図っています

主な認定資格

より良い医療を提供する為に、各々が様々な資格取得に取り組んでいます。
呼吸療法認定士 MDIC(医療機器情報コミュニケータ)
透析技術認定士 日本DMAT隊員
植込み型心臓デバイス認証士 災害時透析医療協働支援チーム(JHAT)
周術期管理チーム臨床工学技士 血液浄化関連認定臨床工学技士
臨床ME専門認定士 不整脈治療関連専門臨床工学技士

イベント

ららぽーと磐田 1F 磐田市情報館        
『本物の医療機器をみて、さわって、学ぼう!』

医療機器の展示・体験

小学校 出前講座

医療現場の雰囲気や臨床工学技士について詳しく知ってもらうことができました。
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