糖尿病チーム

退院後も不安なく自己管理できるよう支援／看護師

糖尿病教育入院では、入院当日からスケジュールに沿って、パンフレットとDVD視聴で指導します。患者さんや家族が指導を理解し、血糖自己測定やインスリン手技の知識や技術をどの程度習得されているかをスタッフで共有し、退院後も不安なく自己管理ができるよう支援しています。糖尿病教室では、3か月クールで「日常生活について」「災害時の心得」「糖尿病と足の関係」をお話ししています。

インスリン自己注射の方法など、薬物療法をサポートします／薬剤師

糖尿病に対するお薬は年々種類が増えており、お薬によって使い方や特徴はそれぞれ異なっています。糖尿病教室や教育入院では専門知識を持った薬剤師からお薬の効き方や副作用、インスリン自己注射手技、低血糖の対応について説明を行っています。また患者さんそれぞれの体の状態や生活スタイルに合わせたお薬を提案し、薬物療法のサポートを行っています。

糖尿病と歯周病は密接に関連しています／歯科衛生士

糖尿病教室では、歯周病との関連についてお伝えしています。糖尿病の人は歯周病になりやすく、重症化しやすい特徴があり、歯周病を放置することで、糖尿病が悪化することがあります。歯周病予防や治療には、かかりつけ歯科を持ち、定期的なチェックを受けることを推奨しています。歯周病と糖尿病、どちらもきちんと治療していけば、双方に良い影響を与えます。

患者さんが運動の大切さを理解し、継続することを支援／理学療法士

運動には糖尿病に対して血糖値を下げる、脂肪を燃やす、筋肉量を増やすなど様々な効果が期待されます。長期的に血糖値を管理するためには運動を続けることが大切です。理学療法士として、糖尿病の患者さんに対して運動がいかに重要であるかを理解していただき、継続できるように指導にあたっています。

生活背景に合わせた食事療法を提案します／管理栄養士

私たちは基本的な食事療法や食事全般の相談に応じています。患者さん個々の生活背景に合わせた実践的な指導を行うことで、実際の食事のイメージができるよう心掛けています。糖尿病の食事療法は日々の取り組みが大切ですので、患者さんがご家庭でも主体的に続けて行けるようサポートします。

血糖値の測定法など、健康管理の方法を指導します／臨床検査技師

糖尿病教室では糖尿病の血液検査や尿検査について特徴や評価の目安などをお話しし、日々の健康管理に役立てて頂けるよう指導しています。
また、入院中は退院後に患者さん自身で血糖値が測定できるよう簡易血糖測定器の導入時指導を担当し患者さん本人やご家族にも分かりやすい説明を心掛けています。