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トピックス

希望に満ちた人材を育てる教育研修室


「医療の原点は思いやり」の理念を伝え、地域医療への使命感、責任感を育む

研修棟新設を機に、より充実した内容で研修医、看護師等を指導

磐田市立総合病院は「医療の原点は思いやり」の理念のもと、臨床研修医や看護師等を育成しています。研修担当者だけでなく、現場の職員も丁寧に指導し、雰囲気が良く充実した研修ができると好評です。2020年には、研修棟を新設し、シミュレーションルームも完備。希望に満ちた人材の育成に注力しています。

厳しいけれど、楽しく。世界標準を身に着けてほしい

武道や芸道の強さや美しさの基本には「型」があります。臨床医学にも、医師として身に着けるべき医療面接や身体診察など、基本となる「型」があると考えています。初期研修医には、自己流ではなくグローバルスタンダードを学ぶことで、どこででも通用する医師に育ってほしいと願っています。厳しいけれど、楽しく。自らの成長を実感できる研修を提供します。

当院は患者さんの数が多く、指導医の質・数ともに充実しており、臨床の現場で的確に指導できるのが一番の特色です。また、教育専任医師や専門医が教育カンファレンス、レクチャーや実技研修を頻回に行い、バランスの良い指導を心がけています。

研修医のニーズに沿った柔軟性のある研修プログラムにも定評があります。2年次は、超音波や病理、家庭医プログラムなどが選べるほか、耳鼻科、形成外科など2週間単位で学べるプログラムも準備しています。シミュレーションルームで器具を使った練習もできるようになり、研修医の役に立つと期待しています。

「技術を持って、新しいことに挑戦する。チャレンジグスピリットを持った医師」になってほしいと願っています。そのためには基礎が大切です。心優しく、患者の不安や苦痛に寄り添えるよう、医師の基本を身に着けてほしいと思います。

副病院長兼教育研修室長 寺田雅彦

目標を立て、自分から学ぶ人を育てたい

私たちは「社会の変化に対応できる医療・看護をめざし、質の高い看護サービスを提供できる看護職員を育成する」を目標に掲げています。1年目の約3カ月間はローテーション研修として、内科系、外科系、手術室、外来等で基本的な看護技術や日常業務のほか、各部署の専門性を学ぶ期間です。その後は、長期研修として各部署に配属されます。広い選択肢の中で、いろいろな経験を積んでほしいと思っています。
毎年、約20~30人の新卒看護師が入職しています。当院で実習、インターンシップ説明会やホームページを見て、当院なら成長できると感じてくれているようです。目標を立て、自ら努力や研さんができる人、自ら学んでいく人を育てていきたいと思います。

副看護部長 大石由美子

このように当院は医師や看護師をはじめとする医療従事者の積極的な育成を行っております。
患者さんには安心して検査や治療を受けていただけるよう十分に配慮してまいりますので、将来の地域医療を担う医療従事者を病院スタッフと一緒に育てるお気持ちで、温かい目で見守っていただきますよう、ご理解・ご協力のほどお願いいたします。

研修で学んだ「症状から病名を推察する力」を活かしたい

2016年に浜松医科大学を卒業し、当院で初期研修を受けました。2年間の学びの中で最大の魅力は、週2回の新患カンファレンスでした。実際に経験した患者さんの病気をもとに研修医同士で議論し、先生にご指導を頂き、症状から病名を推察する力が身につきました。
初期研修、浜松医科大学での半年間の内科研修を経て、現在内科専攻医として呼吸器内科で勤務しています。呼吸器内科を受診する患者さんに肺疾患以外の思わぬ病気が隠れている場合も少なくはないため、初期研修で培った内科医として考える力が活きています。
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