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がんに関する情報

院内がん登録情報(AYA世代について)



AYA世代について

AYA世代とは、Adolescent and Young Adult(思春期・若年成人)の頭文字をとったものです。主に、思春期(15歳)から30歳代までの世代を示しています。
AYA世代は、進学、就職、結婚、子供の誕生など夢と希望にあふれた年代といわれています。多くの人にとって親から自立したり、生活の中心が家庭や学校から社会での活動に移行したりしていくなど、大きな転換期を迎える時期でもあります。

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がん相談支援センター」にて専門のスタッフがご相談に応じます。
お気軽にご相談ください。

AYA世代のがんについて

国民の2人に1人はがんになるといわれています。
日本では、毎年約2万人のAYA世代ががんを発症すると推定されています。
AYA世代のがんの罹患数は非常に少なく、2021年の新規AYA世代のがん発症数は全体の3.2%でした。
子どもから大人への移行期も含まれるため、小児で発生することが多いがんと成人で発症することが多いがんの両方の種類が存在します。
年齢 1位 2位 3位 4位 5位
0~14歳 白血病
(38%)
脳腫瘍
(16%)
リンパ腫
(9%)
胚細胞腫瘍
・性腺腫瘍
(8%)
神経芽腫
(7%)
15~19歳 白血病
(24%)
胚細胞腫瘍
・性腺腫瘍
(17%)
リンパ腫
(13%)
脳腫瘍
(10%)
骨腫瘍
(9%)
20~29歳 胚細胞腫瘍
・性腺腫瘍
(16%)
甲状腺がん
(12%)
白血病
(11%)
リンパ腫
(10%)
子宮頚がん
(9%)
30~39歳 女性乳がん
(22%)
子宮頚がん
(13%)
胚細胞腫瘍
・性腺腫瘍
(8%)
甲状腺がん
(8%)
大腸がん
(8%)
国立がん研究センター 小児 AYA世代のがんの罹患率より 引用

AYA世代のがん登録情報

以下は、当院でがんと診断された患者様の診断時の年齢がAYA世代(ここでは15歳から39歳)にあたる方の2018年から2022年の5年間の統計です。

AYA世代 性別 部位別

男女比で見ると女性が多くなっています。
部位別で集計した場合、当院では、子宮がん、乳がんが多くなっています。その他にも14部位以上のがんについて登録しています。そのうち25.7%は「がん検診・健康診断・人間ドック」で発見されています。
当院健診センターでは、「女性向けがん検診」「人間ドック」を実施しております。

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