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ホーム  > 病院からのお知らせ  > 【病院長からのメッセージ】 新型コロナウィルス感染拡大に際しての注意喚起と協力要請

【病院長からのメッセージ】
新型コロナウィルス感染拡大に際しての注意喚起と協力要請

2021年8月6日
 感染力の強いデルタ株が猛威を振るい、全世界での新型コロナウィルス感染者数が2億人を突破しました。そして、静岡県にも感染第5波が押し寄せ、感染者数が急増しています。私たちが生活する磐田市でも学校や事業所でのクラスターが発生するなど、連日感染者の報告が続いています。特に若年層の感染が増えており、そこから家族内への感染連鎖が起こっています。また、感染経路不明の感染者も増えており、さらなる感染拡大が懸念されます。市民の皆様にも医療者が感じている危機感を共有していただき、今後の行動変容に努めていただかなければなりません。
 当院での入院治療を要する新型コロナウィルス感染患者数は8月に入り徐々に増加し、病床利用率は国のステージ4の目安である50%に近づきつつあります。また、入院患者については、ワクチン接種が進んでいる65歳以上の高齢者は少なく、20代から50代が多くなっています。決して感染しても若ければ大丈夫という状況にはないということも認識しておく必要があります。
 当院は感染症指定医療機関であるため、新型コロナウィルス感染患者を受け入れつつ、地域の基幹病院として救急車の受け入れや多くの検査・手術・処置などを行っています。しかし、今後さらに感染が拡大し、病床がひっ迫すれば、救急医療の縮小や予定手術の延期など、通常診療を制限せざるを得なくなり、助けられる命が助けられなくなる事態に至る危機感を感じています。
 県内での感染拡大を受けて、8月8日から静岡県東部地域と静岡・浜松の両政令指定都市にまん延防止等重点措置が適用されます。誰もこの時期にこのような事態になるとは予想しておらず、まもなく迎えるお盆休みに県をまたいだ帰省や旅行などを計画している市民の方が多いのではと思います。医療の現場を預かる者として、急激な感染拡大による医療体制のひっ迫を来さないために、この時期には感染リスクを伴う不要不急の移動や県外から帰省した家族や知人との大人数での会食はぜひとも避けていただくようお願い致します。
 ワクチン接種の開始により新型コロナウィルス感染症対策は加速するものと考えていましたが、不安定なワクチン供給に加え、感染力の強い変異株の出現によりまだまだ先が見通せない状況です。ワクチン接種が行き渡らず、特効薬のない状況下では引き続き感染防止策に日々努めていただき、皆様のまわりの大切な方の命を守るための行動を心がけて共にこの難局を乗り切りましょう。

磐田市立総合病院 事業管理者兼病院長 鈴木 昌八