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| ■第24話 『前立腺癌について』 | 2010年3月 |
| 【前立腺癌とは?】 | |
| 前立腺とは男性だけが持つ生殖器で、クルミ大ほどの大きさです。 膀胱のほぼ真下にあり、尿道に取り囲まれていて、男性ホルモンによって支配されています。 前立腺癌はその前立腺の外腺に発生し、初期症状は排尿障害、膀胱刺激症状などありますが、ほとんどが無症状です。 進行期になると血尿や腰痛などの症状も出てきます。その進行程度に応じてA~Dの4段階に分類されます。 |
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| 前立腺肥大症などほかの病気の手術時に採取された組織から、偶然がんが発見された | 前立腺内にとどまり、ほかへの転移も認められない、「早期がん」。 | がん細胞が増殖し、前立腺被膜を越えて外側まで広がった局所浸潤がん。他の臓器への転移は認められていない。 | がん細胞がさらに増殖し、ほかの臓器にまで転移した「進行がん」。 転移するのは、骨、肺、肝、骨盤内リンパ節、膀胱、直腸などが多い。 |
【前立腺癌の薬物療法】 |
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| 治療法は進行期によって薬物療法、手術療法、放射線療法などがあります。 前立腺癌の薬物療法は内分泌療法とも言われます。ここで言う内分泌療法とは薬剤でアンドロゲン(男性ホルモンの総称)をブロックする方法です。大きく分けて抗アンドロゲン薬、アンドロゲン除去療法に分けられます。 |
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・抗アンドロゲン薬:アンドロゲンの働きを阻害し、経口で服用することが可能です。 ・アンドロゲン除去療法(LH-RHアナログ製剤(酢酸リュープロレリンなど)):下垂体―性腺機能抑制作用があります。男性ホルモン分泌抑制作用により抗腫瘍作用を表します。1ヶ月又は3ヶ月に1回専用の注射器で薬剤成分の固形物を体内(上腕部、腹部、臀部の皮下)に埋め込みます。初回投与直後から男性ホルモンの濃度が一過性に上昇するため、投与2週目頃までに原疾患の一過性の悪化(骨の痛み、排尿困難)が現れることがありますが、継続投与をしていくうちに軽快します。他に多汗、ほてり、肺炎、肝機能の低下などの副作用が現れることがあります。
(参考資料:武田薬品工業株式会社ホームページ引用) |