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磐田市立総合病院

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薬剤部
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薬剤師の仕事 薬剤部の概要 調剤室 注射払出業務
DI業務 病棟業務 注射薬混注業務 医療チーム
先輩薬剤師から くすりの話    

病院の薬剤師の仕事とは
 安全で効果的な薬物治療を支えているのが、私たち病院薬剤師です。医師・看護師とともに、医療チームの一員として 日夜活動しています。
 入院患者さまや夜間、救命救急センターに来られる患者さまへのお薬を調剤し、お薬の説明や相談、抗がん剤や高カロリー輸液などの無菌調製、医薬品の管理、医師・看護師などの医療スタッフへの薬品情報提供などを通して医療を支えております。

薬剤部の概要

平成21年8月現在
薬剤師数19名(男性9名 女性10名)
助手3名(事務2名、看護師1名)



調剤室の仕事

 入院および外来患者さまのお薬を処方箋に基づき調剤する部門です。
 入院処方は1ヶ月に約3,000件、外来処方は院外処方の発行率が約90%となりましたが、1ヶ月に約1,000件の調剤を行っています。
 複数の錠剤を用法ごとに包装する機械、粉薬を包装する機械、処方をコンピュータで監査するシステムなどを導入して、仕事の効率化を図り、過誤防止に努めています。

調剤室1調剤室2


注射払出業務(一本渡し)

 注射処方箋の内容について、投与量・経路・速度・期間などのチェックを行い、注射薬の準備を行います。注射薬の中には混合すると濁ったり薬の効力が落ちてしまうことがあるため、これも事前にチェックします。
 注射薬の払出し業務は、各部署への定数配置と注射処方箋の調剤による患者さまごとのセット(一本渡し)を実施しています。

1) 医師のオーダ入力による注射指示を注射払出システムにより、システム処方監査が実施され注射処方箋、ラベルが発行される
2) 注射処方箋により薬品を取り揃えながら、薬品の使用量や投与方法・投与経路・配合変化などを監査する
3) 使用時間ごと---深夜帯は赤、日勤帯は青、準夜帯は黄---に色分けをしてカートへ個人ごとにセットをする

 患者さまが安全でできるだけ大きな治療効果を得られるように、一生懸命取り組んでいます。

一本渡し1一本渡し2


DI業務(医療情報室)

 薬品の添付文書やインタビューフォームの整理・日々大量に押し寄せる薬品情報の整理を行いながら、必要な事項が必要な時に迅速に活用できるようなシステムのスムーズな運用を目指しがんばっています。
 他の医療スタッフへの情報提供・教育のために、薬剤師が行う勉強会なども積極的に実施しています。

di


病棟業務
  • 薬剤管理指導業務
     入院患者さま、または家族に対して各病棟で服薬指導を行っております。
     患者さまが普段服用しているお薬の内容・持参された薬の確認・アレルギー歴の有無・服用状況を調べ、患者さまの薬歴管理や面談で得られた情報を医師・看護師などにフィードバックすることにより薬物療法の支援を行っています。また、入院中に出されたお薬の効果や副作用、服用方法などについて説明をし、安心して適正に薬を服用していただけるよう努めています。
  • 与薬セット業務
     入院中に患者さまが服用する薬を状態に応じてあずかり管理しています。
     与薬セットとは「医師が指示を出し、その指示を看護師が受け取り、指示通りに薬を準備し、正しい指示と薬を患者さまに投与することによって成り立つ」業務です。しかし当院では、病棟薬剤師と看護師が協力し医師からの指示・薬の追加や変更などの情報・セットの作業をチームで共有することによって患者さまが安心して薬物治療を受けられるようにサポートしております。
    詳しくはこちらをクリックしてください(看護部ホームページへ)
  • 持参薬の識別業務
     当院では、入院時にお持ちいただいた【持参薬】をおあずかりし、病棟薬剤師がその内容を調べています。
     【持参薬】とは、患者さまが入院時に持ち込む普段お使いになっている薬<飲み薬・点眼薬・貼り薬・注射薬など全てのお薬> のことです。 持参薬の情報を早く的確に把握することは、入院後の治療をより適切に行う上でとても重要なことです。薬だけでなく、薬の袋・薬の説明書やお薬手帳も大切な情報源ですので必ずお持ちください。
持参薬をお持ちいただくと、患者さまにとって次のような利点があります。
1. 治療に影響しない場合に限り、自宅で服用している薬が入院中にも利用できます。
2. 持参薬と、これから治療のために処方される薬との相互作用(飲み合わせ)がチェックされ、重複投与を避けることができます。
3. 手術や検査などの前に中止となる薬を、チェックすることができます。
4. 患者さまが普段飲んでいる薬の飲み方について薬剤師がアドバイスすることができます。

注射薬混注業務(抗がん剤含む)

 患者さまごとに処方された注射薬を混合する注射薬混注業務を行っています。薬剤部で混合を行っている薬剤は大きく分けると、1.高カロリー輸液(血液量の多い太い血管(中心静脈)から投与される注射薬)、2.抗がん剤です。入院中の患者さまの点滴に加え、外来治療室で使用される注射薬の混合も薬剤部で行っています。オーダリングシステム(コンピュータ利用)により医師の指示にそってお薬を調剤します。
 中心静脈から投与される注射薬が細菌によって汚染されていると、高熱をはじめとする重篤な症状が起こることがあります。そのため清潔な環境で注射薬を混合する必要があるため、薬剤部内に設置されたクリーンベンチ内において、清潔な環境下で薬剤の混合を行っています。
 また、抗がん剤は清潔な環境下で混合でき、かつ作業を行う者が被曝しないように安全キャビネット内で作業を行っています。

クリーンベンチ 安全キャビネット
クリーンベンチ 安全キャビネット
注射薬混合作業風景
注射薬混合作業風景



医療チームへの薬剤師の参加

 医師をはじめとし、看護師、薬剤師、栄養士、臨床検査技師、言語療法士など医療スタッフがチームを組み、すべての職種がかかわってそれぞれの知識や技術を出し合い、ひとりひとりの患者さまの病気や状態をチェックし、その人に合った最善の治療の提供を行っています。当院では、外来化学療法、感染制御、栄養サポート、褥瘡対策、緩和医療、糖尿病教室に薬剤師が参加しています。

 

  • 紹介1「外来化学療法」
     これまでがん化学療法(抗がん剤によるがん治療)は入院での治療が一般的でしたが、医療の進歩により外来での治療が可能となりました。当院も平成17年10月から外来治療室が開設されました。患者さまに最適・最良の治療を提供するべく、開設当初から高い知識と最新知識を身につけた専任の薬剤師が常駐しています。
     薬剤師は医師が処方した薬を調剤するだけが仕事ではありません。医師や看護師と協力しながら、患者さまに正しい薬が正確に投与されるように管理をしています。また、患者さまのベッドサイドに行ってお話しを伺うことで、副作用の確認をしたり治療に関する疑問にお答えしています。慌ただしい外来診察時に医師に聞けなかったことや聞き逃してしまったことに対しても、薬剤師の立場から可能な範囲でお答えしています。
     患者さまに病気や治療のことをきちんと理解してもらい、安心して治療が受けられる ような環境作りを目指して日々頑張っています。
外来治療室 指導風景
外来治療室 指導風景

  • 紹介2「糖尿病教室」
     当院では糖尿病教室を開催し、薬剤師、看護師、管理栄養士、臨床検査技師が患者さまにあわせた説明、指導を行っています。また糖尿病治療に携わる医師を加えて定期的に会議を開き、よりよい糖尿病教育を提供できるよう努力しています。そしてこの医療チームには専門知識をもち、かつ指導法に精通した糖尿病療養指導士の資格を有するスタッフが含まれています。
     当院の薬剤部においても、平成18年の春に2名の薬剤師が日本糖尿病療養指導士の資格を取得しました。薬剤師の糖尿病療養指導士は教育入院の患者さまへの服薬指導、糖尿病教室での指導のみならず、外来患者さまへのインスリン自己注射指導など様々な活動をしています。糖尿病の薬物療法をはじめとして、糖尿病やその療養について不明な点がありましたらお気軽にご相談ください。

先輩薬剤師から

 2年目の薬剤師です。
 現在私は注射や内服薬の調剤業務、混注業務、病棟業務に携わっています。
 病院で働いていて魅力的に感じるのは、内服薬だけでなく注射薬も学べる点です。薬の効果、用法用量、副作用はもちろんのこと、配合変化や濃度、投与速度などさらに確認しなければならない点が数多くあり、とても勉強になります。また、病棟に行って入院患者さまへの服薬指導が出来ることや、他の医療従事者とコミュニケーションをとれることも魅力です。それぞれの立場で視点が異なることから、幅広い知識を求められますが、やりがいを感じられます。職場には丁寧に指導してくれる先輩方や、なんでも相談できる同年代の人たちがおり、皆さん面白い人たちなので楽しく毎日を過ごせています。

 まだまだ未熟者で落ち込むこともありますが、自分の成長を信じて頑張っていきたいです。




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