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| 科の特徴 |
緩和医療科では、がんや腫瘍によって生じる痛みや吐き気といった身体のつらい症状や、不安や気分の落ち込みといった精神的なつらさなど、様々なつらい症状を緩和していきます。
患者様には、治療の早期から当科へ受診されることをお勧めしています。というのは、つらい症状に悩まされた後から受診するよりも、早めに対応したほうが症状も軽く苦痛の緩和にも効果的なことが多いからです。からだの症状だけでなく、不安や心配事なども同様です。苦痛を和らげることができれば、気持ちにも余裕が生まれ、治療意欲の向上にもつながります。我慢することに良いことはありません。
病気や治療によって体験する苦痛は人によって様々であり、それらを主治医の先生とよく話し合って治療内容を決めていくことは、とても大切なことです。当院には緩和ケアチーム(PCT)という複数の専門職で構成されたチームがあります。当科はPCTに参加して、主治医の先生と相談しながら、病気の治療と並行して患者様のいろいろな問題に対応しています。
入院患者さまとご家族には、緩和ケアチーム(PCT)がお伺いできます。診療を希望される方はまず、主治医または受け持ち看護師にお伝えください。
外来の場合は、主治医または担当看護師にお伝えください。主治医の先生と連携しながら治療法を考えるため紹介状をお願いしています。
どこに相談して良いのか分からないときはがん相談支援室にご相談下さい。
| コラム |
痛みの話
痛みはがんの初期から出現する症状です。
世界保健機関WHOの定めた標準的な方法で8割の方の痛みは緩和されるといわれていますが、その際には医療用麻薬(オピオイド)の適切な使用が重要です。
では残りの2割の人は?と疑問に思った方もいるでしょう。そんな時に当院では主治医の先生を中心とする医療チームと緩和ケアチーム(PCT)が一緒に相談して、痛みの性質を見極め、お薬の調節や、鎮痛補助薬と言われるお薬を併用したり、薬以外の方法を考えたりします。例えば放射線療法や、麻酔科の先生によるブロック療法、ケアと呼ばれる日常生活の改善などです。
熱中できることがあると痛みを忘れるという経験をしたことがないでしょうか。不眠や不安があると痛みを強く感じやすくなります。
総合的に考えて痛みを和らげる方法を考えていきましょう。
| 診療統計 |
| 診療科別新規依頼件数 | ||
| 21年度※ | 22年度 | |
| 呼吸器内科 | 49 | 63 |
| 呼吸器外科 | 4 |
3 |
| 消化器内科 | 14 | 26 |
| 外科 | 16 | 4 |
| 消化器外科 | 24 | 18 |
| 神経内科 | 1 | 1 |
| 循環器内科 | 1 | 2 |
| 脳神経外科 | 2 | 0 |
| 泌尿器科 | 3 | 2 |
| 婦人科 | 6 | 7 |
| 歯科口腔外科 | 4 | 1 |
| 耳鼻いんこう科 | 2 | 4 |
| 血液内科 | 4 | 3 |
| 腎臓内科 | 1 | 1 |
整形外科 |
1 | 1 |
皮膚科 |
0 | 3 |
| 合計 | 132 | 139 |
※Consultationを含む
| 依頼内容(症状等、重複あり) | |||
| 21年度 | 22年度 | ||
| 身体症状 | 疼痛 | 58 | 91 |
| 疼痛以外 | 60 |
73 | |
| 精神症状 | 抑うつ/不安 | 25 | 87 |
| 不眠 | 12 | 15 | |
| せん妄 | 5 | 12 | |
| その他 | 9 | 4 | |
| リハビリ | 1 | 12 | |
| 食事・栄養 | 0 | 10 | |
| 社会経済 | 2 | 11 | |
| 退院・生活支援 | 8 | 13 | |
| 家族ケア、対人関係 | 4 | 16 | |
| スタッフケア/サポート | 4 | 13 | |
| その他 | 0 | 4 | |
| 合計 | 188 | 361 | |
| 転帰(継続中は含まず) | |||
| 21年度 | 22年度 | ||
| 退院 | 自宅 | 39 | 48 |
| 転院(病院) | 12 | 3 | |
| 転所(介護施設等) | 1 |
0 | |
| 死亡 | 57 | 64 | |
| 介入中止(目標達成など) | 4 | 18 | |
| 合計 | 113 | 133 | |
| スタッフ紹介 |
| 名前 | 職名 | 出身校 | 取得 年 |
専門分野 | 資格、講習会受講歴 |
| 中澤 秀雄 | 緩和医療科 部長 |
弘前 大学 |
H02 | 緩和医療 性科学 消化器 |
日本緩和医療学会暫定指導医 |
| 認定施設 |
日本緩和医療学会認定研修施設(平成22年4月1日~)
| リンク集 |