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磐田市立総合病院

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診療についてのご案内です。外来診療科のご案内放射線治療科
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科の特徴 診療内容 診療統計 スタッフ紹介
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科の特徴

 放射線治療科では、主にがんに対する放射線治療を行っています。(がんの他には、聴神経腫瘍などの良性腫瘍や血管奇形なども、放射線治療の良い適応になります。)
 がん治療においては、放射線治療は、手術による外科療法、抗がん剤による化学療法と並ぶ3本柱のひとつです。この3本柱の中でも、放射線治療は全身におよぶ副作用が少なく、切らずにがんを治療することが可能なため、ご高齢の方、合併症があって手術や化学療法が受けられない方でも治療できることが多い、体への負担が少ない治療法です。
 当科では、関係各科と協力し、個々の病期・病状にあわせた治療を計画し、必要に応じて、化学療法や手術などと組み合わせた集学的治療を行っています。

診療内容
 
直線加速器(リニアック)を用いた外照射
脳や頭蓋底などの比較的小さな腫瘍に対するエックスナイフを用いた定位放射線照射


有痛性骨転移による疼痛緩和目的のストロンチウム治療

【どんな治療ですか?】
 がんの骨転移による骨の痛みを和らげるための注射のお薬で、腕などの静脈より少量(約3ml)を注射します。この薬の中には骨(とくに転移部位)に集まり、留まるように命令がかかっていて、ベータ線という放射線を出して痛みをコントロールしていきます。

 このお薬で痛みがやわらげるのは50~80%の患者さんとされています。すぐ効きめのある薬ではなく、効果が現れるまでに1~2週間かかります。また注射後3~5日後に一時的に痛みが強くなることがあります。

 痛みを抑える効果は人によって違いはあるようですが、3~6ヶ月続くことが期待されます。

 この薬の名前は、一般名を塩化ストロンチウム(89Sr)といい、商品名はメタストロン注といいます。
 国内初の放射線を使った内用療法剤で、新たな疼痛緩和治療の選択肢として当院では平成20年7月より、実施基準を整えて治療開始いたしております。



【治療ができる基準は?】

  • ある特定以外のがんが確認されていること
  • 骨シンチグラフィ検査で骨転移が確認できて取込みが増えている場所と一致した痛みがあること
  • 他の鎮痛薬では痛みをとることができない患者さま
  • 外部放射線治療の困難な患者さま
  • 十分に血小板数や白血球数等が保たれている患者さま

最終的な本治療法決定には当院の放射線治療医による診察が必要となります。


【どのような副作用がありますか?】

  • 貧血などの血液データの低下を示す骨髄抑制の副作用がみられることがあります。治療後は定期的な血液検査が必要となります。
  • 5~15%の患者さんで3~5日後に一時的に痛みが強くなることがあります。必要に応じて痛み止めの薬を使用して対処します。

【治療日数はどのぐらい?】
 治療自体は注射を1回打つだけなので、1日来院していただくだけです。
 治療決定するための放射線治療科への受診・血液検査・骨シンチグラフィ等を含めても通常は3日間以内の通院にて治療前まで行えます。

   

【治療費用はどのぐらい?】
 約10万円です。(3割負担の患者様の場合)

 

【注射前に注意することは?】
 注射前2週間はカルシウム剤の使用は控えてください。

 

【注射後に注意することは?】

 骨の痛みが和らいでも以前のような活動をすると骨折するおそれがありますので、日常の活動に戻ることについては医師の指示にしたがってください。

 女性の方は、2年間は避妊をしてください。また授乳中の場合は、1年間は中止してください。

 

【注射後にまわりの人に注意することは?】

 この薬から出る放射線はベータ線といい、痛みを抑えるためエネルギーをもっていますが、体内では最大8mm程度の範囲にしか影響がありません。骨に取込まれた後は、骨から最大8mmですから、ほとんどからだの外に放射線は出ないことになります。

 ただし、注射後1週間ぐらいは骨に着くまで体内を循環していて、尿や血液に残ります。
 これらの取扱いに少し注意するだけで、ご家族や介護者のかたに影響が及ばないようにすることができます。
 放射線治療科に受診した際に専門のスタッフより、注射後2日間と1週間の間の注意事項を口頭や文書にてわかりやすく説明させていただきます。ご家族や介護者の方もまじえて、お聞きいただくことでより一層のご理解や協力をいただけると思います。可能でしたら同伴いただくことをお勧めいたします。

 

【他の痛みに対する治療は?併用は可能?】
 全身薬物療法「鎮痛剤(NSAID<モルヒネなど)、ホルモン製剤、抗がん剤」と外部より放射線を照射する放射線治療があります。これらの治療にはそれぞれの特徴や長所と短所があり、患者さんや病気の状態によって使い分けられます。主治医と放射線治療医が協力して患者様にとって最適な治療法の選択をアドバイスいたします。

 




診療統計

照射部位別治療件数
  2005年 2006年 2007年
54 60 55
頭頚部 17 11 31
肺・縱隔 28 27 20
食道 8 6 12
乳腺 12 21 27
女性器 5 4 2
泌尿器 28 26 39
25 42 42
リンパ系 5 3 2
その他 13 19 16
合計 195 219 246

スタッフ紹介

名前 職名 出身校 取得年 資格
今井美智子 放射線治療科
部長
浜松医大 H4

日本放射線腫瘍学会認定医

日本医学放射線学会専門医

日本がん治療認定医


その他スタッフ
 医学物理士:1名
 放射線治療品質管理士:1名
 認定放射線治療専門技師:1名
 診療放射線技師:5名
 看護師:1名
 事務員:1名

認定施設

日本医学放射線学会放射線科専門医修練機関
日本放射線腫瘍学会認定協力施設



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