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ホーム  > くすりの話  > 第39話 錠剤の製剤上での工夫について

第39話 錠剤の製剤上での工夫について

2016年7月 磐田市立総合病院 薬剤部

暑い日が続き、海山が恋しい季節になりました。          
さて今回は、錠剤の製剤上の工夫についてのお話しです。

錠剤の製剤上での工夫について                                     

錠剤には色々な工夫がされています。まず「徐放錠」です。
徐放錠とは、薬の成分がゆっくりと溶け出し、効果が長く続くように加工したものです。

徐放錠の構造

左の図は、徐放錠の構造の一例です。
すぐに溶ける速溶性の外郭層とゆっくり溶ける徐放性の内殻層を二重にもっています。

【注意!】徐放錠は砕いちゃダメ!
徐放錠を噛んだり砕いたりすると、予定していたよりも短時間で薬の効果が出てしまい、血液中の濃度が急激に上がって副作用の危険性が増す可能性があります。
そのまま飲むように注意しましょう。

「水なしで飲める薬」って?

唾液ほどの少量の水分で溶けるよう設計されている「口腔内崩壊錠」があります。
飲み込む力が落ちている方や、水分摂取を制限されている方でも飲みやすい剤形です。
また、外出先などどこでも必要なときに水なしで飲むことができます。
(通常の薬と同様に水で飲んでも、効果や効き目の早さに違いはなく、問題ありません)

飲みにくさなどを感じた場合は、これらの飲みやすいお薬に変更できる場合が
あります。(すべてのお薬に口腔内崩壊錠があるわけではありません)
薬剤師はお薬を上手に飲むためのお手伝いも出来ます。

詳しくは薬剤師にご相談ください。