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平成25年3月(第2号)

2013/3/9に2年間の研修を終えた2年目研修医の先生達の研修修了式が行われました。 合計10名の先生方(臨床研修医9名、歯科研修医1名)が磐田市立総合病院での研修を終え、それぞれ専門の道へ巣立っていきます。 先生方の今後の活躍を期待しております。


2年目研修医代表あいさつ

研修医代表として挨拶させて頂きます。
2年前に不安と期待とが入り交じった中始まった、磐田市立総合病院での臨床研修も、 今日無事に修了式を迎えることとなりました。本日、修了式に出席している2年目研修医10名とたすき掛けで当院で研修した者4名を併せ、 計14名が磐田病院で初期研修を行いました。誰ひとり途中で脱落することなく、晴れて研修終了式を迎えられたことを嬉しく思います。

思い返しますと2年前、国家試験に受かった喜びもつかの間、数日間のオリエンテーションが始まり、新たな環境に緊張しながら、 4月末から各科に配属されて研修が始まりました。慣れない白衣を着て、コメディカルの方や患者さんから「先生」と呼ばれる立場に立たされ、 臨床の現場に送り出されました。最初は採血のやり方すらわからず、看護師さんからの相次ぐ質問に「上の先生に確認します」の繰り返しでした。 初めての当直は何をして良いか分からず、一晩中上級医の先生に怒られて過ごし、心身ともにクタクタになりながらようやく朝を迎えて、 ホッと安堵したことを覚えています。

1年目の半ば頃から、徐々に仕事にも慣れはじめ、2年目からは研修医の先輩として1年目の研修医の先生と一緒に研修していく中で、 この一年間の自分の成長を感じると共に、まだまだ足りない部分を自覚できるようになりました。そして、研修を終えようとする今、 採血も出来なかった私達がルンバールや気管挿管、CVカテ挿入やナート処置など上級医の先生の指導の下行えるようになり、看護師さんからの質問にも、 ある程度自分で考えて自分の判断で対応できるようになり、また、一晩中怒られていた当直も一晩に一回、怒られる程度まで成長することができました。

この2年間の研修で、多くの先輩医師、コメディカルの方々と出会い、医療に関してだけでなく、人間的にもいろいろなことを学ぶことができました。 毎月かわるがわるくる研修医の名前や顔を覚え、一から指導してくださった先生方や看護師さん、コメディカルのスタッフの皆さんの御苦労を思うと 感謝の気持ちでいっぱいです。本当にありがとうございました。

また、スタッフだけでなく、患者さんからもたくさんのことを教えて頂きました。一人の患者さんを担当し、毎日診察する中で、患者さん1人1人に個性があり、 病気の捉え方や人生についての考え方がさまざまで、毎日の会話ですら難しいこともありました。元気になって退院されていく患者さんに「ありがとう」と 言われた時の喜びは、本当に医師になって良かったと感じる瞬間でした。患者さんから学ぶことの大切さを忘れずに、これからの仕事に望んでいきたいと思います。

また、研修が大変な時は、時には同期と愚痴をこぼしあい、支え合って、皆の力で乗り越えることができました。出身大学や専門が違う素晴らしい仲間ができたことも、 今後の長い医療の場で大きな糧となることとおもいます。4月からはそれぞれ選んだ道を進むことになります。先の長い道であり、 期待と不安の入り混じった気持ちで一杯ですが、この磐田病院で学んだことを誇りに思い、質の高い医療人を目指してこれからの長い医師としての人生を 歩んでいきたいと思います。そして、今後ますます磐田市立総合病院の卒後臨床研修が充実し発展していくことを期待しております。

熱心で温かいスタッフと、私達に自分の健康を預けてくださった患者さんと、かけがえの無い同期のお陰で今の私達があります。 最後にもう一度改めまして、研修生活においてご指導、ご支援をいただきました各科の先生方、コメディカルの皆様、そして何よりお世話になりました 教育担当の寺田先生。皆様に心から感謝申し上げまして研修終了の挨拶とさせて頂きます。2年間本当にありがとうございました。