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道しるべ Vol.55

磐田市立総合病院では、年に2回(4月、9月)市民公開講座を開催しています。


みなさんこんにちは。



薬剤部長 正木銀三(まさき ぎんぞう)
4月から磐田市立総合病院の薬剤部長に就任しました正木銀三(まさきぎんぞう)です。
古臭い名前ですが、昭和42年未年生まれの45歳です。野球の桑田、清原、元ジュビロのゴン中山と同級生だと言った方がわかりやすいでしょうか。 趣味はマラソンです。きっかけは健康診断でした。LDLコレステロールや中性脂肪が高く内科へ受診。栄養療法や薬物治療をしながら、 このままではいけない!と一念発起して走り始めました。元来の凝り性が高じてレースにも出場。5kmから10km、ハーフ、フルと距離を伸ばし 一昨年には念願のウルトラマラソン(100km)を13時間58分で完走することができました。一人で走るのは寂しいと思い平成20年に『磐田病院ランニングクラブ』を 立ち上げ、昨年のジュビロ磐田メモリアルマラソンでは救護ランナーとして、ボランティアも経験させてもらいました。体を動かすとストレスの発散にもなりますし、 みなさんもいかがでしょうか?
さて、私が磐田市立総合病院に入ったのは平成3年。当時の薬剤師数は自分を含めてたったの9人でした。 その時の病院薬剤師の仕事と言えば、外来や入院患者さんの薬の調剤と病棟への注射薬の払い出しが主でした。 その数年後には医薬分業が進み、当院でも平成8年4月から院外処方箋を発行。薬剤師の仕事は調剤室から病棟へとシフトしていきました。
それ以降、薬剤師の業務は多岐に渡り、現在では調剤、入院患者さんへの服薬指導をはじめ、薬品管理、抗がん剤・高カロリー輸液の調製、医薬品情報提供、 手術室の危険薬管理、医療安全および治験などの業務を行っています。特に昨年、厚労省から「医療の質の向上及び医療安全の確保の点から、チーム医療において 薬剤の専門家である薬剤師が主体的に薬物療法に参加することが非常に有用である」と提言されたことにより、当院でも感染制御、緩和ケア、栄養サポート、褥瘡対策、 がん化学療法、糖尿病教室、お母さん教室など院内組織横断的な「チーム医療」へ積極的に参画しています。全病棟へも専任の薬剤師が配置され、安心・安全な 薬物治療の一翼を担っています。
チーム医療が活発となるにつれ、薬剤師にはいっそう高い専門知識が必要になってきています。すでに当院には、がん治療や感染制御、 糖尿病などの認定を得た者も多数います。多忙な日常業務をこなしながら、勉強しスキルアップを図る苦労は並大抵ではありません。 しかし、だからこそ「やりがいがある」とスタッフ全員が感じられるモチベーションの高い職場環境をつくるのが私の責務だと思っています。 医療事故の防止や医薬品の適正使用、さらに経営的な視点をもって、顔の見える薬剤師から存在感のある信頼される薬剤師を目指していきます。
今年も新人を迎え、総勢24人となった薬剤部をこれからもよろしくお願いいたします。

周産期母子医療センター

【この3年間の取り組みとこれからの課題】

前周産期母子医療センター長 本郷 輝明
新周産期母子医療センター長 徳永 直樹
周産期母子医療センターがオープンしたのは2010年3月です。産科病棟37床のうち個室20床、 NICUは6床、GCU(Growing Care Unit、発育観察ユニット)7床を用意しました。新しい生命の誕生を祝福するにふさわしい環境で、 母子ともに過ごしてもらいたいという願いを実現してから3年たち、名実ともに中東遠地域の周産期の母子を支えるセンターとして機能してきました。
最近、様々な地域で“お産難民”が問題になることがありますが、当院では中東遠地域のお産難民が出ないように努力してきました。 当センターの分娩数は年間1,000名前後で、中東遠地域のお産の主力を担っています。この3年間での主な変化は、ハイリスク妊娠とハイリスク分娩が増加してきたことです。 それに伴い、未熟児・新生児の入院数も増加してきました。ハイリスクに対応するためには安全に十分配慮し、かつ質の高い周産期医療が求められています。 この期待に応える様々な取り組みを行ってきましたので、この特集でその一端を紹介したいと思います。
周産期医療に携わる人々が最も大切にしなければならないことは、どれだけ深い愛情を持って妊婦さんや新生児に接するかです。 診断能力・治療技術・機器等の裏付けも必要です。未来を生み出そうと必死で努力している妊婦さんと子どもに敬意を払い、 最高の医療と最善のケアをいつでも提供していける体制を日々追求していこうと考えています。
当院の周産期母子医療センターが磐田市民や中東遠地域の人々に愛され、静岡県民に自慢できるセンターに育っていけるようこれからも様々な取り組みを 積極的に行っていきたいと思います。

産科外来

楽しい妊娠生活を過ごし、元気な赤ちゃんといっしょに退院していただくことが目標です。妊娠中のいろいろな問題を気軽にご相談ください。お話して頂いたことが産後まで継続的に活かされるよう連携しています。

助産外来

助産外来は助産師が行う妊婦健診のことです。診察だけではなく、妊娠、出産、育児に関するサポートを行い、妊婦さんが安心してお産ができ、 その後の育児に向かえるよう支援させていただきます。医師と連携して妊婦さんと赤ちゃんの安全を守る体制を作っています。 妊娠22週ごろ医師から助産外来が利用可能かどうかの説明があります。
日時:火・金曜日の午後(完全予約制:1人30分)

おかあさん教室

妊婦さんを対象に毎週、全4回からなるお母さん教室を開催しています。小児科医・薬剤師・栄養士を交え、 みなさまに楽しく出産・育児について学んで頂けるよう工夫しています。

産科病棟は西館の2階にあります

個室主体の病室となっており、母児同室制となっています。赤ちゃんの泣き声も他の方に聞こえにくい設計となっており、 赤ちゃんと気兼ねなく過ごしていただけます。また、入院中からお母さん同士の交流を持って頂けるよう、授乳や退院指導の際には授乳室を利用できるようになっています。 育児の中でお母さんが孤立することなく過ごせ、快適な入院生活を送られるように努めています。
妊娠・出産の時期には喜びだけでなく、不安や戸惑いを感じることもごく自然な感情です。 専属の臨床心理士がお母さん方への心理的サポートや親子の出会いの始まりを一緒に見守らせて頂いています。

NICU

NICUでは、疾患を持った赤ちゃんを対象にケアを提供させて頂いています。ご両親には、タッチングや抱っこ・授乳など赤ちゃんの状態に合わせて 育児を行って頂けるようサポートしています。赤ちゃんが元気で一日でも早く退院できますようにスタッフ一同、大切にお預かりさせて頂いています。

母乳相談室

退院されたお母さんの母乳育児のサポートをしています。当院で出産した方だけでなく、他院で出産されたお母さんも受診できます。 退院されてからの、母乳量の測定や赤ちゃんの体重測定、乳腺炎の対応など、卒乳まで対応していますのでご利用下さい。 健やかな赤ちゃんの成長とお母さんの母乳育児を応援しています。

消化器内視鏡って何?



消化器内科部長 齋田康彦(さいた やすひこ)
消化器内視鏡というと難しく聞こえるかもしれませんが、簡単に言いますと、先端に付いたカメラで食道や胃、腸などの中を テレビモニターに映し出して、病気を見つけだしたり治療をしたりする道具で、ファイバースコープとも言います。胃カメラ、大腸カメラという言葉を耳にした方も いると思いますが、正式には上部消化管内視鏡、下部消化管内視鏡と言い消化器内視鏡の一つです。
消化器内視鏡には、検査する部位によって食道、胃、十二指腸の検査を行う上部消化管内視鏡、小腸の検査を行う小腸内視鏡、大腸の検査を行う下部消化管内視鏡、 胆道、膵臓の検査を行う胆膵内視鏡、特殊な物として超音波内視鏡があります。また、先端カメラのついている場所によって直視鏡、側視鏡、斜視鏡に分けられています。 このように消化器内視鏡と言っても様々な種類があり、検査・治療する病気の場所や位置、性状によって最適な内視鏡を選んで使用します。 内視鏡だけではなく、レントゲンと組み合わせて検査・治療が必要な場合もあります。
では、消化器内視鏡を使って当院ではどのような検査・治療を行っているかといいますと、通常の食道、胃、大腸の病気が無いかを見る検査から、 組織を採取して細胞の性状を調べる検査、癌の広がりや深さを調べる検査、早期食道癌、胃癌、大腸癌の粘膜切除、粘膜剥離や消化管出血の止血、胃瘻造設、 消化管狭窄のステント留置、粘膜下腫瘍等の超音波生検、胆管結石や膵管結石の除去、胆管、膵管のステント留置など様々な治療を行っています。
当院では、今回、消化器内視鏡の検査・治療が今まで以上に効率よく適確に行えるように、新しい消化器内視鏡室が完成しました。 今までは、食道、胃、十二指腸と小腸、大腸の検査する場所がわかれていましたが、効率よく行えるように一カ所に集めて消化器内視鏡室となり、 食道から大腸までの消化管の検査・治療を行うことになります。また、場所は異なりますが、胆膵内視鏡も専門で出来る部屋が確保できるようになりました。 しかし、これらの部署を有効に使うには、内視鏡専門の医師、看護師だけでなく、検査技師、放射線技師も含めて一丸となって取り組んでいく必要があります。 そのため、当科では専門の内視鏡技師の育成も始めています。
今後、消化器内視鏡検査・治療が皆様の満足のいくように、新しくなった消化器内視鏡室に負けないよう私達も努力していきたいと思いますので宜しくお願い致します。

2年間の研修を終えて



小児科専修医 松田智香(まつだ ともか)
平成23年4月から2年間、当院で研修医として勤務させていただいております。出身はここ磐田市で、浜松医科大学を卒業し、 このまま地元で研修したいと思い、当院を研修先に選びました。
この2年間、様々な科で研修させていただき、先生方やコメディカルスタッフの方々、そして患者様と多くの皆さんに支えられてきました。 ご迷惑をおかけすることも多々あったと思いますが、医療についてだけでなく、人との関わりの大切さや温かさなど人として成長するために重要なことも学び、 充実した2年間を過ごすことができました。この場を借りて感謝申し上げます。
4月からは当院で小児科専修医となりました。先生方の熱意あるご指導やコメディカルのみなさんのやさしさを感じ、当院で働きたいという気持ちが強くなりました。 まだまだ未熟ですが、小児科医として一歩一歩成長していけるよう精一杯努力してまいります。今後ともよろしくお願いいたします。

活気のある職場



研修医 佐原聡甫(さはら そうすけ)
こんにちは。平成24年4月から初期研修医として働いております、佐原聡甫と申します。 私は愛知県の長久手市というところで育ち、大学から遠州地域に来ました。私がこの病院を選んだ理由はいくつかありますが、主な理由は「活気」です。
磐田市立総合病院へは時期をあけて何度か見学にきました。大学2年生のときの1日間の実習では医学部に入りたてで、「医療」に関しては赤子同然の状態でしたが、 お世話になったスタッフの方のハキハキとした仕事ぶりが印象的でした。また6年生で見学に来た時は静岡家庭医プログラム等、 田舎にありながら新しい人をどんどん集めてこの地域の医療を盛り上げていこうという気概を反映してか、 多くのスタッフの方も元気で挨拶・笑顔がとても素敵で居心地がいい病院であると感じました。
これからも他のスタッフの方に負けないよう活気をもって働き、更なる鍛錬を積む所存です。