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道しるべ Vol.51

冬の感染症(インフルエンザやノロウイルス)から
あなたと大切な人を守りましょう。


年頭のご挨拶



病院事業管理者 兼 病院長 北村宏(きたむら ひろし)
新年明けましておめでとうございます。今年もどうぞよろしくお願い申し上げます。当院は昨年10月に地域医療支援病院の認定を受けましたが、これは中東遠二次医療圏内では、初めての事です。そして念願の外来東館(腫瘍センター)の建物が新年早々完成します。その後医療機器などを搬入設置し、3月頃より外来化学療法室や、呼吸器内科、呼吸器外科、乳腺外科、緩和医療科、精神科等の外来機能が外来東館の方で稼動します。6月頃には超高性能の放射線治療器2台が稼動する予定です。これにより、これまでは治療が難しかった様々な癌病変に対しても対応が可能となります。周産期医療も4月までには産婦人科医が6名となり、助産師外来や院内助産院体制も、徐々に活動を始めることになっており、ここしばらくの間対応ができなかった里帰り出産も受入れ可能となり、増々充実してゆくものと思います。
また、4月には初めての常勤の形成外科医が来ます。更に乳腺外科医1名、病病院全体の診療体制も今まで以上に整備されますので、地域住民の皆様方の医療に対する満足度や信頼度を高めてゆくのに役立てるものと思っております。 理医1名の増員も決まっており、その他の診療科の医師数名の増員も決まっております。これによって
最後になりましたが、今後とも温かいご支援とご理解を賜りますようお願い申し上げますとともに、本年が皆様方にとって良い年となりますよう祈念申し上げまして、私のご挨拶とさせていただきます。

電子カルテが導入されました!



副病院長 安田和雅(やすだ かずまさ)
今年から当院にも電子カルテが導入されました。携帯電話やデジカメ、パソコン(以下PC)が普及し、メール、インターネットが当たり前のようになった私たちの日常生活でも、紙に文字を書くということが少なくなってきていますから、カルテが電子化されても不思議ではありません。 20-30年ほど前には、画像をPCで扱ったり、PC同士がネットワークを組んで作業をするなどとは夢にも思いませんでした。患者様の病態を理解して診療計画を立てるにはその患者様の経過表を描くことが有効ですが、手書きではなかなか厄介な作業で時間もかかります。それでも手書きでなんとか対応できていたのは、患者様についての情報量が少なかったからです。医療技術が進歩した現在では患者様毎の医学的情報量が飛躍的に増加し、血液や細菌、病理や生理、レントゲンやCT、MRIなど様々なデータがPCで管理されています。これらのデータに基づいて患者様の病態を記載するカルテがいつまでも紙では自ずと限界があります。情報量が増えれば、紙での管理よりPCでの管理が有利に決まっています。 さて、紙のカルテが電子カルテに代わると具合がよさそうなこととしては、複数の人が同時に同じカルテにアクセスできるのでいくつもの業務を同時に進行できる、化学療法のように同じ治療を反復する場合にはコピーアンドペースト等を用いると容易に正確に繰り返すことができる、カルテの物理的な管理が不要になることから大量のデータを長期間にわたって保存することも容易になる、カルテに記載されていることが判読できる(!)などを思いつきます。 一方で、少しどうかなと思われることとしては、紙ほどには融通が利かないので医師等が入力に集中するあまり患者様よりもPCを見ている時間が長くなってしまったりすること、カルテをさっと通読してこれまでの流れを把握することが難しかったりすること、停電や大災害時などに弱い面があったり、情報の漏えいなどに対するセキュリティへの配慮が必要なことなどが考えられます。 また、電子カルテの導入により患者様の流れや医薬品の流れなどが変わることから、患者様に行って頂く手続き等がこれまでとは少し違ったり、特に導入当初には、職員が不慣れなため一つ一つの作業に時間がかかってしまうなど、患者様にご不便をおかけすることもあろうかとは思いますが、お知らせに努めたり、少しでも早く慣れるように心がけてまいります。 一部には、まだアナログな部分も残りますが、それらにつきましても今後漸次変更してまいります。今後も正確で迅速な情報を基にしたより良い医療の実践に向け、職員一同で頑張りますので皆様の温かいご理解とご協力をお願い申し上げます。

磐田市立総合病院での研修を通して

研修医 本田舞(ほんだ まい)
当院で研修医としての日々が始まり、約1年半が経ちました。多くの温かい人々に囲まれて、充実した研修をさせていただいております。
研修が始まった当初は、慣れないことや未熟でうまくいかないこともあり、不安と緊張の連続でした。しかし、指導してくださる先生方や医療スタッフの方々、そして温かい言葉をかけてくださる患者様に支えられて、次第に医師としての責任感や向上心が芽生え、目指すべきものを見出せるようになりました。そして医師の一人として必要とされ、医療に携われることに喜びを感じられるようになりました。 医療の現場では日々多くの出会いがあり、改めて人と人のつながりの大切さを実感しています。こうした人とのかかわりを通して、知識・技術的なことはもちろんのこと社会的な人間性も学び、自分自身大きく成長させていただいているように感じます。一つ一つの出会いに感謝し、大切にしていきたいと思います。
今まで様々な科をローテートしてきましたが、患者様ひとりひとりが異なった背景を持ち、病態も一様ではありません。私は、それぞれの患者様に合ったより良い医療を提供できる、柔軟性のある視野を常に持っていたいと思います。そのためにも患者様とのコミュニケーションを大切にし、理解を深め、信頼関係を築いていきたいです。自分自身が患者様の立場となったときに診てもらいたいと思えるような、思いやりのある医師を目指します。これからもどうぞ、宜しくお願い致します。

2年間の感謝

研修医 尾崎沙織(おざき さおり)
こんにちは。研修医2年目の尾崎沙織と申します。昨年の4月より磐田市立総合病院で勤務させていただいております。
私は磐田市出身ですので、地元の医療に少しでも貢献したいという思いもあり、この病院での研修を決めました。しかし、実際に仕事を始めてみると、自分が貢献できることなどほぼないに等しいことがすぐに分かりました。何も役に立てないことに落ち込むこともありましたが、先輩医師やコメディカルの方々のご指導と、関わらせて頂いた多くの患者様のお言葉があって、どうにかやってくることができました。2年間の研修が終わろうとしている今、貢献とはいえなくても、ほんの少しでもできることが増えたと思えるのは、そのような環境のおかげだと実感しています。 磐田市立総合病院には多くの研修医が勤務しており、切磋琢磨し、悩みを共有できる同期の存在も大変大きいものでした。しかし4月からは、研修医を卒業してそれぞれの場所で次のステップへと進みます。かつて学生と研修医のギャップに戸惑ったように、研修医の名がなくなるということは、またひとつ大きな節目となります。使命感を感じながらも、不安になることも多くあるでしょう。そんなときには、この2年間で学んだことを思い出し、またそれぞれの場所で自分にできることを模索し、努力していきたいと思います。
4月からは、また新しい研修医がお目にかかることになると思います。頼りなく見えることもあるかもしれませんが、医師として何か少しでも役割を担いたいと思っているはずです。私たち同様、あたたかく、時には厳しい目で見守っていただければと思います。よろしくお願いいたします。

磐田市立総合病院での研修にて

研修医 水口このみ(みずぐち)
こんにちは。2年目研修医の水口このみです。私は、1年目の最初の半年間は浜松医科大学付属病院にて研修しており、昨年の10月から磐田市立総合病院にて働かせていただいています。私の出身は伊豆ですが、患者様方と接するうちにだんだんと遠州弁をマスターしつつあります。
当院で働きだしてから1年以上が経ちました。最初は右も左もわからず、まわりの方々に迷惑をかけてばかりでした。新しい環境にも戸惑い、ため息をつく日もありました。しかしながら、上級医やコメディカルのスタッフ、同期の研修医、そしてなによりも患者様方に助けられ、現在では病院で仕事をすることが楽しく、充実した日々を送っています。
私が磐田市立総合病院を研修病院に選んだ理由は、働いている人たちの雰囲気の良さ、救急患者の多さ、研修の学習環境からです。1年間研修してみて改めて自分の選んだ理由に間違いがないということを確信しています。そして磐田に来てかけがえのない同期の仲間ができました。また、自分が医師という仕事をしていくにあたって、一生のモチベーションになるような患者様方にも会うことができました。
自分が思い描いている理想の医師に近づけているかどうか日々自問自答しつつ、葛藤し、もがいています。日常の診療の忙しさに心が折れそうになることもしばしばありますが、そんなときには必ずといっていいほど患者様に救われています。自分の医師としての成長はたくさんの方々に支えられて成り立っていることを忘れずに、今後はさらに精進し、今度は自分が患者様を本当に救えるようになれるよう努力していきますので、どうぞよろしくお願いします。