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道しるべ Vol.21

主治医から「栄養指導を」と言われたら

栄養士が医師の指示に沿って貴方の食事をアドバイス致します。


病気にならない生活をめざそう



副病院長(脳神経外科) 水谷哲郎
我々医療従事者は病気になった人を一刻も早く正確に診断し、適確な治療をして治癒していただき社会へ復帰されることを願っています。そのため日々研鑽を積み、日夜医療と取り組んでいます。病気に罹った人を治療することは病院としての急務です。しかし病気になる前に病気を根絶しようと考えることも大切です。病気の約3/4は生活習慣病であると言われており、残りの1/4は先天的、遺伝的原因、 悪い環境による影響又は経済的貧困によるものと言われています。

生活習慣病と言われているものには、ガン・脳卒中・高血圧・動脈硬化症・心臓病・糖尿病・慢性の肝臓病・呼吸器病・腎臓病等があります。成人病という言葉には成人になれば誰もがかかる病気という、あきらめの感じもありますが、生活習慣病という言葉には自分の生活習慣によって自分でつくる病気であるという意味が込められています。生活習慣病にならないためには次のような習慣を作り上げるよう 心掛けることが大切です。

  1. 朝食をしっかりとる。
  2. 間食を控える。
  3. できるだけ歩く。
  4. 週1日は休肝日をつくる。
  5. タバコはほどほどにする。
  6. 適正体重を保つ。
  7. 睡眠をしっかりとる。
  8. ストレスとうまくつき合う。
  9. 年に一度は健康診断を受ける。

 この中でも特に大切なのは、ストレスとのつき合い方です。ストレスにより胃・十二指腸潰瘍ができやすいのは知られています。

その他にもストレスがきっかけとなって起こる病気があります。喘息・狭心症・心筋梗塞・糖尿病・高血圧症・書痙・頭痛・脳卒中等です。こう見ますと、ストレスが生活習慣病の発生に関係していることが分かります。病気になったことによりストレスの強い生活の中にいたことに初めて気づき、リラックスできる工夫がなされれば幸いです。

ストレスが体に生じると、脳を起点として体の中で主として三つの系統が活動を開始します。第一は脳に始まり副腎に及ぶホルモン系です。第二は自律神経と言われる内臓を支配している神経系です。第三はリンパ腺を主体とする感染にうち勝つ免疫系です。ストレスが続くとホルモン系は疲れ衰えた状態となります。自律神経系はノルアドレナリン等を分泌し血管の収縮を引き起こし、組織の血流障害をきたします。ストレスにより免疫系の働きが衰えると、カゼをひき易くなり、扁桃炎や歯周炎の再発もみられることがあります。ガン細胞も発生し易くなります。日々の生活でストレスを上手に処理できれば生活習慣病も防ぐことができます。

ストレスの解消には次のような心掛けがよいと言われています。一日のストレスに対しては、お風呂に入り、心をゆったりさせる時間を持つことです。そして心地よい睡眠で疲れをとることです。一週間のストレスに対しては、週末又は休日に趣味や運動に没頭できる時間をつくることです。一年間のストレスに対しては、旅行に出るなどして気分を一新することです。

病気にならないようにするには、ストレスをため込まない工夫と健康を守る生活習慣を身につけることが最も早道のようです。

リウマチ科が変わりました



リウマチ科科長  後藤吉規
平成13年9月よりリウマチ科の常勤医として勤務を始めました。浜松医科大学在任中は非常勤医師として、平成6年より平成11年まで、初めは甲状腺専門内科外来を担当し、その後はリウマチ科を担当していました。リウマチ教室を開催し、「広報いわた」にも掲載されていましたので、ご存知の方もいらっしゃるかもしれません。平成11年より聖隷浜松病院膠原病リウマチ内科、その後、エルム内科クリニックに勤務していました。平成13年4月より再び非常勤医師としてリウマチ科を担当していました。ですから「はじめまして」というのはあまりふさわしくないと思います。

リウマチ科というと関節や筋肉の痛みを扱っているので、整形外科の範疇ではないかと考えられる方も多いと思います。確かに関節痛・筋肉痛の患者さんが多いですが、皮膚科、眼科、耳鼻科、泌尿器科などのさまざまな科にまたがる疾患を対象としています。たとえば、皮膚に赤い発疹ができる全身性エリテマトーデス、皮膚が硬くなる強皮症、口や眼が乾燥するシェーグレン症候群、口内炎・外陰部潰瘍・眼の病気で発症するベーチェット病などです。原因のよくわからない不明熱なども対象となります。その他、もともと私の出身である浜松医科大学免疫内科では甲状腺、糖尿病等の内分泌疾患も専門としていましたし、私自身もアメリカのミネソタ大学に3年間留学していたときは、糖代謝について研究していましたので、甲状腺・糖尿病等の内分泌疾患についても担当していきます。

リウマチや膠原病と聞くと「不治の病」というイメージを持たれる方も少なくないのではないでしょうか。最近では治療法が進歩したため、治す事はまだできませんが、普通の人と同じ程度の生活を送ることができる状態まで回復することが可能です。このようなリウマチや膠原病に関する皆様の疑問・質問に対して答える場として「リウマチ教室」を再開する予定です。

出身は浜松です。サッカーは昔から大ファンで、「ヤマハ発動機」対「本田技研」の天竜川決戦にはよく東山グラウンドや都田グラウンドに足を運びました。Jリーグになってからも「ジュビロ磐田」のサポーター会員となり時々試合を見に行っていましたが、最近はテレビ観戦が主流です。自分自身も大学に入ってからサッカーを始め、40歳になるまで続けていました。平成11年に膝のMRI検査を受けたところ、半月板が損傷しているということでサッカーをやめましたが、今でも現役復帰を考えているところです。その他の趣味としてはコンピューターが挙げられます。浜松医科大学第3内科やエルム内科クリニックのホームページは私が作成しました。機会があったらのぞいてみてください。

よろしくお願いいたします。

健康と食生活



栄養科主任栄養士 石代洋子
毎日の健康を守る大切な食事、いつの間にか嗜好に偏ったり忙しいからと不規則になったりしていないでしょうか。近年の健康問題では、がん・心臓病・脳卒中・糖尿病などの生活習慣病の増加が大きな課題といえます。これらの発症と進行に大きく関わっているのが食生活です。私たちの周りの食事情はいつでも、どこでも、何でも食べられるという簡便な時代に変化しましたが、果たしてこれらは生活の質が向上したと喜べるのでしょうか。

食べることは衣・食・住という生活の基礎の中で習慣的に流されやすいものですが、それだけに良い習慣を積み重ねて健康を保持・増進することも可能であり、また逆に気づかずに健康を害していく可能性も出てくるのです。

といっても何かとストレスの多い日常、気を配っていても何らかの病気に罹ってしまうこともあるでしょう。その時は当院の医療が最善のサポートをいたします。そこで治療効果を上げ、薬の効果を高める上でも、また合併症予防や合併症が重篤にならないための二次的、三次的予防という点でも食事は大いに治療に貢献しております。心筋梗塞・高血圧・腎臓病・糖尿病等々、どれも食べ方次第で良好なコントロールが維持されます。

人にとって食べることは人生の大きな楽しみの一つですからこれまでの嗜好を否定されたり、充分食べることを抑制されるのは不本意でしょう。お酒はだめ、漬け物はだめ、お饅頭・ケーキはだめとダメダメばかりが食事療法ではありません。一人一人病状も栄養の代謝も必要な栄養量も異なるのですから、それぞれの状態に合わせた食べ方をしていくことが一番大切なのです。主治医の指示に基づいた適正な食生活への支援をさせていただくのが栄養士の役割です。

入院される方で、これまで病院の食事はまずいものと思い込み決め付けていた方は、ちょっと食べることの大切さを考え直し、食事に対する評価のめがねを磨いてみませんか。今までと違った見方ができるかもしれません。「あれはだめ」というより「こうすれば食べられる」の方が幸せに感じられます。

また、現代の忙しい社会情勢の中で、ゆっくり昼食をとる時間的余裕のないというような慌ただしい方などは、毎日の食事をすべて家庭でというわけにもいかないのが現状です。外食や調理済食品などを食べる機会が多い場合、何を選んだら良いのか、どのようにアレンジして食べたら良いのかと不安になった時は相談に乗ります。

病院の栄養科は皆さんの食生活をサポートする職場です。

よろしくお願いします(整形外科)


整形外科 澤田智一
今年の4月より当院に勤務しております。出身は神奈川県の藤沢市という湘南海岸があるところです。大学が浜松のため現在こちらの病院にお世話になっております。大学生の時代は真っ黒に日焼けをしてスポーツなどをしておりましたが、今は日中、殆ど外に出ず病院の中にいる状態です。趣味はテニスなどスポーツですが、最近はなかなか時間がとれず寝ることが趣味のようになってきました。

この夏は交通事故による怪我をされた方が多く来られました。今の寒い時期には、お年よりが転倒して受傷される大腿骨の頚部骨折という骨折が増えてきます。滑りやすい路面、たくさん服を着込むことにより動きにくくなること、寒くて体が動きにくいことなどが原因と思われますが、十分注意してください。

現在外来は月曜日と金曜日を担当させて頂いています。外来は待ち時間が長いとお叱りを受けていますが、外来担当職員一同、鋭意改善していこうと努力しています。
まだまだ経験も少なく、若輩ものですが患者さんの側に立った医療を目指しております。

今後ともよろしくお願いいたします。