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薬剤部

薬剤部の特徴

安全で安心、効果的な薬物治療を支えているのが、私たち病院薬剤師です。医師・看護師とともに、チーム医療の一員として 日夜活動しています。
入院患者さんや救命救急センターに来られる患者さんへのお薬の調剤、説明や相談、抗がん剤や高カロリー輸液などの無菌調製、医薬品の管理、医師・看護師などの医療スタッフへの薬品情報提供などを通して医療を支えております。


薬剤部長あいさつ

 病院薬剤師の業務は多岐に渡り、調剤、入院患者さんへの服薬指導をはじめ、薬品管理、抗がん剤・高カロリー輸液の調整、医薬品情報提供、医療安全および治験などの業務を行っています。特に「医療の質の向上及び医療安全の確保の点から、チーム医療において薬剤の専門家である薬剤師が主体的に薬物療法に参加することが非常に有用である」と提言された事により、当院でも感染制御、緩和ケア、栄養サポート、褥瘡対策、 がん化学療法、糖尿病教室、母親教室などへ積極的に参画しています。
 チーム医療が活発となるにつれ、薬剤師にはいっそう高い専門知識が必要になってきています。すでに当院には、がん治療や感染制御、栄養サポート、糖尿病指導などの認定を取得した薬剤師が多数います。多忙な日常業務をこなしながら、勉強しスキルアップを図る苦労は並大抵ではありません。 しかし、だからこそ「やりがいがある」とスタッフ全員が感じられるモチベーションの高い職場環境をつくるのが私の責務だと思っています。 医療事故の防止や医薬品の適正使用、さらに経営的な視点をもって、顔の見える薬剤師から存在感のある信頼される薬剤師を目指していきます。
薬剤部長 正木銀三

スタッフ紹介

平成29年4月現在
薬剤師29名
事務職員3名
看護師1名

調剤室の仕事

 入院および外来患者さまの処方を調剤する部門です。
 入院処方は月に約5000枚、外来処方は院外処方の発行率が約90%以上となりましたが、時間外の救急調剤含めて月に約700枚の調剤を行っています。
 複数の錠剤を用法ごとに包装する機械、粉薬を包装する機械、処方をコンピュータで監査するシステムなどを導入して仕事の効率化を図り過誤防止に努めています。

注射払出業務

注射薬の払出業務は、アンプルピッカー(注射薬自動払出システム)を使用しています。アンプルピッカーから注射薬と共に処方箋、ラベルがトレーに搬出されます。払い出された注射薬は薬剤師によって、投与量・投与経路・投与速度、配合変化などのチェックを行います。
アンプルピッカーの導入によって取り揃え業務の軽減や、注射の取り間違いの防止にも役立っています。

製剤業務

 治療及び処置に使用される、主に市販されていない薬品の製造・調製を行っています。特定の患者さまにとって治療上必要不可欠な特殊製剤等も調製し、医療に貢献しています。

DI(医薬品情報室)

医薬品を安全かつ適正に使用するためには、個々の医薬品ごとに効能効果、用法・用量などの基本的情報の他に、副作用、他の薬との配合変化、使用上の注意等の種々の情報を把握する必要があります。
医薬品情報は日々更新、追加がなされており、情報の重要性及び緊急性を評価・判断し、院内の医療従事者・関係部署への情報提供を行っています。また、当院では重大な副作用等の緊急性があるものは速やかに院内の医療従事者に伝達し、適切な対応をとれる体制が構築されており、患者さまに安心して医薬品をご使用していただけるよう配慮しております。医薬品情報室では、迅速かつ適切に医薬品情報を提供できるように心掛けております。

病棟業務

当院では各病棟に1名の専任薬剤師を配置し、病棟業務(病棟薬剤業務・薬剤管理指導業務)を行っております。

病棟薬剤業務

主に投薬前における患者さまに対する業務や医薬品の情報・管理に関する業務のことを言います。持参薬確認や患者さまの状況の把握と医師への処方設計の提案、投薬される薬剤の相互作用、副作用モニタリング、抗がん剤などのハイリスク薬の説明を行っております。

薬剤管理指導業務

患者さまが普段服用しているお薬の内容・持参されたお薬の確認・アレルギー歴の有無・服用状況を調べ、患者さまの薬歴管理や面談で得られた情報を医師・看護師などにフィードバックすることにより薬物療法の支援を行っています。また、入院中に出されたお薬の効果や副作用、服用方法などについて説明をし、安心して正確に薬を服用していただけるよう努めています。

与薬セット業務

入院中に患者さまが服用する薬を状態に応じてあずかり管理しています。
与薬セットとは「医師が指示を出し、その指示を看護師が受け取り、指示通りに薬を準備し、正しい指示と薬を患者さまに投与することによって成り立つ」業務です。当院では、病棟薬剤師と看護師が協力し医師からの指示・薬の追加や変更などの情報・セットの作業をチームで共有することによって患者さまが安心して薬物治療を受けられるようにサポートしております。

詳しくはこちらの看護部ページをご覧ください

注射薬混注業務

クリーンベンチ

患者さまごとに処方された注射薬を混合する注射薬混注業務を行っています。薬剤部で混合を行っている薬剤は大きく分けると、1.高カロリー輸液、2.抗がん剤です。入院中の患者さまの点滴に加え、外来治療室で使用される注射薬の混合も薬剤部で行っています。オーダリングシステム(コンピュータ利用)により医師の指示にそってお薬を調剤します。
中心静脈から投与される注射薬が細菌によって汚染されていると、高熱をはじめとする重篤な症状が起こることがあります。そのため清潔な環境で注射薬を混合する必要があるため、薬剤部内に設置されたクリーンベンチ内において、清潔な環境下で薬剤の混合を行っています。
また、抗がん剤は清潔な環境下で混合でき、かつ作業を行う者が被曝しないように安全キャビネット内で作業を行っています。

安全キャビネット

混注風景

医療チームへの薬剤師の参加

医師をはじめとし、看護師、薬剤師、栄養士、臨床検査技師、言語療法士など医療スタッフがチームを組み、すべての職種がかかわってそれぞれの知識や技術を出し合い、ひとりひとりの患者さまの病気や状態をチェックし、その人に合った最善の治療の提供を行っています。当院では、外来化学療法、感染制御、栄養サポート、褥瘡対策、緩和医療、糖尿病教室、お母さん教室に薬剤師が参加しています。

紹介1「外来化学療法」

平成24年3月の外来東館開設に伴い、外来治療室も化学療法室と名称を変え外来東館2階に拡張移転しました。それまでは薬剤部内で抗がん剤の調製を行い薬剤を搬送していましたが、移転後は化学療法室内のミキシングルームで調製を行っています。これにより患者さまの状況を把握しながら効率よく調製することが可能となり、点滴開始までの時間短縮が図られています。また、混注監査システムを新規に導入することで、今まで以上に安全かつ確実な調製が可能となっています。
調製以外の仕事としては、従来通り高い専門知識を身につけた専任薬剤師が副作用の確認をしたり患者さまからの質問にお答えしたりしています。薬の専門家として医師や看護師など他職種と連携をとりながら患者さまに病気や治療のことをきちんと理解してもらい、安心して治療が受けられるような環境作りを目指して日々頑張っています。

化学療法室

注射薬混注風景

紹介2 「感染制御チーム(ICT)」

感染制御チーム(Infection Control Team)とは、感染管理を担当する医師・看護師・臨床検査技師・薬剤師などで構成される専門職のチームです。感染症の患者さまへの適切な治療の推進と、院内感染の予防を中心に活動しています。
院内における抗生剤、消毒剤の適正使用の推進、TDM(治療薬物モニタリング)の実施、医療薬学的知識に基づいた投与設計への関与、医療の現場で実際に感染防止に取り組んでいるICTの一員として、根拠に基づいた院内感染制御の実施に向け、薬剤師の専門性を発揮すべく取り組んでいます。

紹介3「栄養サポートチーム(NST)」

NSTとは、nutrition support teamの頭文字を取った略ですが、患者さまの栄養状態の改善に努めることを目的に、医師、看護師、管理栄養士、薬剤師、臨床検査技師、理学療法士など多職種が協力して、より安全かつ有効な栄養療法を行なうための医療チームのことです。
当院では毎週火曜日にNSTラウンド(回診)、月1回勉強会を開催しています。

紹介4「緩和ケアチーム(PCT)」

緩和ケアチーム(PCT)は患者さまやご家族の希望により、また、主治医からの相談を受けて、がんに伴う様々な苦痛症状の緩和を行っていきます。
病気によって生じる苦痛や問題は、痛みや不快な症状といった身体的な苦痛ばかりでなく、不安や落ち込みといった心の痛み、経済的な問題など人によって様々です。そのような症状や問題に複数の専門家によるチームで対応しています。薬剤師もチームの一員として、患者さまとご家族の生活の質の向上につながる方法を一緒に考えています。

紹介5「糖尿病教室」

当院では糖尿病教室を開催し、薬剤師、看護師、管理栄養士、臨床検査技師が患者さまにあわせた説明、指導を行っています。また糖尿病治療に携わる医師を加えて定期的に会議を開き、よりよい糖尿病教育が提供できるよう努力しています。そしてこの医療チームには専門知識をもち、かつ指導法に精通した糖尿病療養指導士の資格を有するスタッフが含まれています。
当院の薬剤部においても、平成18年の春に薬剤師が日本糖尿病療養指導士の資格を取得しました。薬剤師の糖尿病療養指導士は教育入院の患者さまへの服薬指導、糖尿病教室での指導のみならず、外来患者さまへのインスリン自己注射指導など様々な活動をしています。糖尿病の薬物療法をはじめとして、糖尿病やその療養について不明な点がありましたらお気軽にご相談ください。

紹介6「母親教室」

当院では妊娠から分娩、育児のことを学んでいただく場所となるよう、「栄養編」「母乳編」「育児編」「分娩編」の全4回に分け、母親教室を開催しています。薬剤師は第2回の母乳編で「妊娠・授乳と薬」についてお話しています。
妊娠中や授乳中でも、お母さんの健康維持のためにお薬が必要なことがあります。赤ちゃんへの害を心配しすぎてお薬を飲まずにいたり、妊娠や授乳をあきらめてしまったりすることのないよう、産科医師や助産師とともにお母さんの力になっていきたいと思っております。妊娠中・授乳中のお薬のことで不安や悩みがあったら、お気軽にご相談ください。

活動・業績 (平成28年度)

大会名場所
第10回 日本緩和医療薬学会年会浜松市
第26回 日本医療薬学会年会 (4演題)京都市
第32回 日本環境感染学会総会 (2演題)神戸市
第18回 骨粗鬆症学会仙台市
第55回 全国自治体病院学会富山市
第32回 日本静脈経腸栄養学会学術集会岡山市
日本病院薬剤師会東海ブロック・日本薬学会東海支部合同学術大会2016岐阜市
静岡県病院薬剤師会学術大会三島市

論文

片桐崇志、松原大祐、田代将貴、田中惠、平野あけみ、右藤智啓、佐藤潤、妹川史朗、飛田規、正木銀三
「血清VCMトラフ濃度の予測値と実測値との乖離要因の検討」
日本病院薬剤師会雑誌,vol.53 No4.423-427,2017

書籍

正木銀三 ほか
事例紹介―薬剤師の取り組み「患者さんのQOL向上のために ~半夏瀉心湯を中心に~」
漢方医薬学雑誌Vol.24,No.4(127-133)2017

長谷奈那子 ほか
わかる!できる!骨粗鬆症リエゾンサービス 骨粗鬆症マネージャー実践ガイドブック
監修 国立国際医療研究センター病院長 中村利孝
医療ジャーナル社

実習生の受け入れ

医療レベルの向上に対応できる薬剤師を輩出するため、薬学教育は6年制になりました。当院では積極的に薬学部5年生の実習生を受け入れて、地域医療に貢献できるような薬剤師育成にも取り組んでいます。

地域医療への貢献

市民出前健康講座で地域に出向き、お薬の話をさせていただいております。
詳細はこちらをクリック!

磐田薬薬連携勉強会

当院薬剤部と地域の薬局薬剤師が、病態や医薬品に関する知識・適正使用などを合同で勉強することにより、地域全体の薬剤師のスキルアップ向上を目的に開催しています。

磐田・森地区病院薬剤師がつながる会

磐田地区における地域完結型の医療の実現には病院間の連携が不可欠であり、各病院の役割、相互理解・情報共有や問題の把握と解決策を検討することによって利用してくださる患者さんへ安心安全な医療を提供することを目的とし、平成27年度から開催しています。

資格取得一覧

(平成29年4月現在)
認定団体名称人数
日本病院薬剤師会感染制御認定薬剤師2
がん薬物療法認定薬剤師2
認定指導薬剤師3
生涯研修履修認定4
日本医療薬学会認定薬剤師1
日本臨床薬理学会認定CRC2
日本緩和医療学会緩和薬物療法認定薬剤師2
日本臨床腫瘍薬学会外来がん治療認定薬剤師2
日本糖尿病療養指導士認定機構日本糖尿病療養指導士3
日本静脈経腸栄養学会栄養サポートチーム専門療法士2
日本薬剤師研修センター認定実務実習指導薬剤師3
研修認定薬剤師9
小児薬物治療認定薬剤師1
日本骨粗鬆症学会骨粗鬆症リエゾンサービス2
日本リウマチ財団リウマチ登録薬剤師1

先輩薬剤師から

 2年目の薬剤師です。現在は主に内服薬・注射薬の調剤とTPNや抗がん剤の混注の業務をしています。また、少しずつ病棟で患者さんへの服薬指導も始めています。薬の飲みやすさや薬との付き合い方など、患者さん目線でも薬を見られるように日々精進しています。
 2年目の薬剤師です。薬剤師になってからは、医療の知識を深めるために貪欲に学ぼうとする向上心が必要だと日々痛感しています。新しい知識を習得するのは大変ですが、同期と励ましあい充実した毎日を過ごしています。スタッフからも患者さんからも信頼されるよう頑張ります。
 2年目の薬剤師です。主に調剤と混注、病棟業務の補助業務に携わっています。
患者さん個々に対して疾患の症状や薬の効き方が違うため、選択する薬も異なり学ぶこともたくさんありますが、その知識が活かせたときとてもやりがいを感じます。
薬のこと相談してみようかな、と思われるような薬剤師になれるよう日々精進していきたいです。

保険薬局の方へ

平成29年7月12日
磐田市立総合病院
薬剤部


薬局から処方医師への服薬情報提供書の運用について

 平素は当院発行の院外処方箋に応需いただき誠にありがとうございます。日頃から疑義のある処方については医師に対して疑義照会をしていただいていますが、それ以外に患者さんや家族から聴取した内服薬の服用状況や管理での問題など急を要しない情報について保険薬局と当院との情報提供をするための書式を用意いたしました。
 保険薬局にて疑義照会ではないが、医師または病院へ伝えたい情報がありましたら、FAXにて服薬情報提供書(トレーシングレポート)の送信をお願いします。薬剤部で受信したのち、医師へ情報伝達を行い情報の共有を図ります。
 保険薬局各位のご理解、ご協力を賜りますようよろしくお願いいたします。

服薬情報提供書(トレーシングレポート)はこちらからダウンロードできます。


製造販売後調査

製造販売後調査とは、厚生労働省に承認され、新薬として発売された薬を多くの人が使う中で、医薬品の適正使用についての情報の収集、 提供を目的として行われます。
当院で、製造販売後調査のうち使用成績調査、特定使用成績調査を依頼する場合は、以下の様式をダウンロードして必要事項を記載の上、提出して下さい。

副作用・感染症調査

副作用・感染症詳細報告(調査票)の手順

  1. 製薬会社MRは、詳細報告依頼に対して薬剤部(DI担当者)に申し出る。
    (医師から直接報告のあった場合にも、その旨を薬剤部(DI担当者)に報告する)
  2. 製薬会社MRは、詳細報告について契約を締結する旨を医師に承諾を得る。
  3. 承諾が得られた後、当院書式(下記参照)にて契約を締結する。
  4. 契約締結後に、報告書(各製薬会社書式で可)を薬剤部(DI担当者)まで持参する。

宣伝許可申請

製薬会社が宣伝許可を希望する場合の手順

  1. 製薬会社MRは新規に宣伝許可を希望する薬品がある場合には予め薬剤部長に申し出て申請の許可を得る。
  2. 製薬会社MRは病院書式(下記参照)の「医薬品宣伝許可申請書」に所定の事項を入力後、 薬剤部長宛てに電子媒体で送信するとともに、該当薬品のリーフレットを持参する。
  3. 薬剤部長は病院長と当該薬品の必要性を検討し製薬会社MRに宣伝の可否を伝える。
  4. 宣伝許可は1年間とし、期日を過ぎた場合の延長は認めない。

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